大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

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「ミュージシャン同士のカップルってどうなんですか?」

      2015/10/17

ミュージシャン同士に限らず、同業者同士のカップルは、
なかなかうまく行かないものだと言われています。

考え得る代表的な理由は3つ。
 
 

1.競い合ってしまう

学生時代は同じバンドにいたり、
同じライブハウスで対バンをしていた同士でも、

やがてそれぞれがプロとして活動をはじめると、
常に同じようなステージにばかり立っているというわけにはいきません。

キャリアの波は誰にでもあって、
それぞれ、うまくいっている時と、苦しい時の波長が一致しないことが、
すれ違いの原因になります。

自分の仕事がうまくいかなくて焦っている時期に
パートナーの方がどんどんキャリアアップしてしまうと
取り残された気持ちになってしまいます。

結婚して、お子さんが生まれて、
家庭に入った奥さんが旦那さんばかり好きな音楽をやっていることに、
(仕事なのですが・・・)
不公平を感じて、うまくいかなくなる、というようなパターンもあるようです。
 
 

2.内部の事情がわかりすぎてしまう

異業種同士の場合には、理解不能なことがたくさんあります。

私自身、近年、出版関係ややり手ビジネスマンの友人ができて、
その流儀やマナーの違いには、ただただ、驚くことばかりでした。

一方で、同じ業種だと、今日、どこで、誰と、何をしているのか、
今、どんな状況で、後どのくらいの検討で仕事が終わるのか、
仕事終了と同時に、どんな雰囲気になって、どの辺に流れて、
何時くらいにお開きになるのか・・・と言うようなことが、
手に取るようにわかってしまいます。

現場が違えば、多少のタイム感のズレはあるでしょうが、
概ね、流れは変わりません。

おまけに、同じ業界内、共通の友人や、ミュージシャン仲間がたくさんいて、
それはそれで、ずいぶん窮屈かもしれません。

 
 

3.コントロールしようとしてしまう

専門家なら自分の専門分野には一家言あるものです。

同じ業界にいるというだけで、
自分の美学にそぐわないことをパートナーがするのは気に入らなかったり、

相手によかれと思って、
「もっとこうした方がいい!」という意見をどんどん言ってしまったり、

同じ業界にいるだけでもそうなので、
まして同じ楽器(パート)だったり、
同じジャンルの音楽をやっていたりすると、

そうしたことが原因で言い争いなどが頻繁に起きそうです。

 

このほかにも、ミュージシャンカップルには、
経済的問題、浮気問題、生活習慣問題などなど、さまざまな問題が起こりえます。

確かに、継続するのはなかなかエネルギーがいるかもしれません。

 

一方で、うまくいっているミュージシャンカップルも、
もちろんたくさんいます。

うまくいっているカップルに共通の特徴は・・・

お互いを尊敬できる。
お互いにできないところを補い合える。
納得するまで話し合える。
相手のしていることを認める。
日々起きることを共有できる。。etc..

あれ?

「そんなの当たり前のことばっかりじゃん」
という声が聞こえて来そうですね。

そう。うまくいく人たちは、ごく当たり前のことを当たり前にできる人たち。

「幸せな家庭はどれも似かよっているが、不幸な家庭はそれぞれに不幸の形がある」
と言ったのは、トルストイでしたか。

ミュージシャンだからうまくいかないとか、
ミュージシャンだからうまくいくとか、
そんなことってきっとない。

おそらく、世のカップルがうまくいく確率と、
ミュージシャン同士がうまくいく確率は同じなのではないか。

というのが今日の結論。

だからね、将来のことなんか考えないで、思いっきり楽しく恋愛してください。

 
最近、ハードな記事が続いたので、今日は思いきりソフトな記事を書いてみました(^^)

 

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 - Life

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