大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

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歌の練習で絶対にはずせない3つのポイント

   

連日、ご好評をいただいてます、『デモをつくろうシリーズ』
今日は6回目です。

 

曲は決まった。
音源もちゃんとお金払って買った。
もちろん、何度もじっくり聞いた。

 

さて、いざ練習!

・・・・って・・・どうやればいいんですか・・・?

 

 

ただひたすら、音源にあわせて歌う?

カラオケで歌いまくる?

弾き語りで練習する?

 

それぞれ、状況によって、練習方法は違うでしょう。

しかし、どんな練習方法でやるにしても、
絶対にはずせないポイントがあります。
というわけで、今日は、
『歌の練習で絶対にはずせない3つのポイント』を!

 

1.自分の歌を客観的に聞き、細部までチェックする。

 

ヴォーカリストほど演奏中、
客観的に自分の音を聞けない楽器はありません。

外部から聞こえてくる声と、カラダの中で鳴っている声を、
同時に聞かざるを得ないことも理由のひとつでしょう。

また、ヴォーカルが入っている音源に合わせて練習する場合、
オリジナルのヴォーカリストの歌までも一緒に聞こえるわけですから、
さらにジャッジが甘くなります。
だからこそ、ある程度、勘どころがつかめるまでは、
繰り返し録音して、練習する必要があるのです。

 

自分の声だけをオンリーでチェックできるように、
マルチでレコーディングをする、

スマホなどのマイク部分を自分の口に近づけて歌って、
その音源だけをチェックする・・・などなど、
いろいろ工夫してみましょう。

 

2. テンポを落として練習する。

 

「ゆっくりやってもできないことは、早くやったらなおさらできない」が私の持論です。

 

今の時代、さまざまなアプリやソフトが出ていますから、
オケや音源のテンポを変えることなどお茶の子さいさいです。

 

「できているつもり」で最も多いのが、
テンポが速すぎて、または、音符が細かすぎて、
自分ができていないことに気づけないこと。

 

耳やノドのチェック機構が追いついていなくて、
「歌えているつもり」になってしまうのです。

 

 

1音1音はっきりと、丁寧に、くっきりと、
音がヨレないように歌えるかどうか。

超スローテンポの練習は、
カラオケでも、音源でも、もちろん、弾き語りでも
非常に重要で、しかも効果の高いものです。

 

 

3.アカペラで練習する。
音源も、カラオケも、楽器の演奏もやめて、
声素っ裸状態で、録音しながら歌ってみましょう。
歌うこと1点に集中し、
カラダの感覚と音感を磨く、最高の練習です。

 

歌い終わったら、まずはピアノで1音1音のピッチをチェック。

たいがいは、どっひゃーというくらい外れているものです。

どんどん転調してしまう人もいます。

音の幅がぐちゃぐちゃという人もいます。

 

「誰でもそうでしょ?」
というのは、大間違い。

この感覚を磨けないと、
ず〜っとピッチの不安定さに苦しむことになります。

 

さらには、楽器なしでもその曲のグルーヴを表現できているか?

うまい歌手は、アカペラで歌っても、
その曲のオケのグルーヴが感じられるものです。

 

ここまでやれたら、かなりな実力ですね。

 

 

いかがでしょう?

3.は特にハードルが高いと思いますが、
心してチャレンジして、がっつり歌の精度をアップしてくださいね。

 

2673693 - femal musician sings while playing digital piano

 - 「イマイチ」脱却!練習法&学習法, デモをつくろう!

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