大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

「○○っぽくないね。」と言われたときこそ、チャンス。

   

ハードなロックシンガーを目指しているのに、
「癒やし系だね」などと言われたら、
もちろん、あまり嬉しくはないでしょう。
 

一方で、萌え系アニメの声優さんを目差している人が
「ロックぽい、ドスのきいた声だね」
などと言われれば、悩んで眠れなくなってしまうかもしれません。
 

ポップスを歌いたいのに、「本格派だね」と言われたり、
ハイトーンヴォーカルを目指しているのに、
「君は低音の方が魅力的だね」などと言われたり・・・
 

人は言いたいように言いますから、

いちいち傷ついたり、

「それならやっぱり癒やし系歌った方がいいのかしらん?」
などと、ぶれていたのでは、もちろんどこにも行かれません。
 

世の中の人はなんでも、
ステレオタイプに当てはめようとするものです。

理由は、「その方が自分にとってわかりやすいから」。

 

ユニクロには庶民的な商品が並んでいて欲しいものですし、

ヴィトンだから、目の玉飛び出るようなバッグもありがたく感じる。

たいがいの人は、ラベルやタグを見て、商品の価値を判断しているのです。

 

 

しかしです。

 

「メタルを歌うのは、長髪でごつい、ハイトーンヴォイスの男性」
というステレオタイプに捕らわれていたのでは、

今や世界で注目の的になっている、
BabyMetalは生まれなかったでしょう。

 

もちろん、奇をてらうことがいいことだと言うつもりはありません。

どんな世界にも王道や正統派はありますし、
なんでもかんでも、人と違う事をやればいいということではない。

大切なのは、
 
1.既成概念に捕らわれないこと。

2.他人の尺度や価値観に振り回されないこと。

3.自分のやりたいことを、ただ、極めること。
「○○っぽくないね。」と言われたときこそ、チャンス。

 

自分を信じることでしか、前には進めないのです。

39462188 - beautiful little girl in white dress with her guitar

 - プロへの突破口, 夢を叶える

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