大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

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ボーカリストや声を仕事にしている人にお勧めの「毎日すること」。

      2015/10/11

今日は、予告通り、(^^)
ボーカリストや声を仕事にしている人にお勧めの「毎日すること」。

 

1.喉の状態を見る

声を仕事にしている人なら、絶対やっていると思っていたんですが、
意外にはほとんどいないので、驚きました。
朝起きたら、まず鏡の前に立ち、扁桃腺、咽頭などの状態を確認するのです。
いつもと違う様子はないか。腫れてないか。赤みはないか。
変なぶつぶつはできてないか?膿のような、白い物はないか?
この習慣を持つと、かなりの割合で風邪を未然に防ぐことができます。

私の場合ですが、喉に異変があったら、一日マスクをして過ごしたり、カラダを温めたりするだけで、風邪の症状が出る前に治ることが多々ありました。
また、前夜、タバコの煙が充満しているところにいると、必ず扁桃腺が腫れました。
逆に、扁桃腺が腫れても慌てなくなったのもこの習慣のおかげです。

 

2.軽くファルセットを出してみる

ファルセットは声帯の状態がよくないと、綺麗に出せません。
朝からいきなりがっつり声を出すと、声帯に負担をかけますが、
軽いファルセット程度なら大丈夫。

なんとなく出にくいときはむくんでいます。
むくみは、顔のむくみと同じで、時間と共にひきますが、
体調が悪くて水分代謝が悪いと、なかなかいい状態になりません。
ファルセットの出がよくなるのに、
平均何時間くらい必要なのかを知ることも大事です。

また、痰が絡んでいても出にくいものです。
前夜、空気の悪い場所にいた。喉を酷使した。睡眠不足だ。生理前だ。。。
などなど、さまざまな情報を拾えるようになります。

 

3.深呼吸をする

呼吸はたくさんのことを教えてくれます。
疲れていると、呼吸は弱まります。
カラダが凝っていると、空気で肺を満たすことができません。

深呼吸の習慣を持つことで、呼吸筋が鍛えられ、
代謝がよくなるというメリットもあります。
そして、深呼吸は、単純に気持ちいい。

しない理由はひとつもありません。

 

4.簡単なストレッチ&マッサージをする

毎日のストレッチを習慣にすると、
日々の体調によって、痛む場所が違うことに気づきます。

また、自分が凝り固まりやすい場所や、疲れが残りやすい場所に気づけます。
顎が硬くなる人、首回り、肩周りの動きが悪くなる人、腰がかたまる人。。。
それぞれ、自分にあったストレッチやマッサージを心がけましょう。

ここを伸ばすと調子がよくなる、という場所を見つけられるのが理想ですね。

 

5.毎日一定量の水を飲むことを心がける

飲む水の量に関しては諸説紛々です。

アメリカのボイストレーナーには、
「ボーカリストは毎日3〜4リットルくらい飲め」という人もいます。
しかし、「水を飲み過ぎることは水毒につながる」という考え方や、
「水を飲み過ぎると胃液が薄まって消化に悪い」などという話もあります。

一体全体なにがホントなの〜?

ここでも、正解は自分のカラダが決めるのです。

「毎日、一定量の水を飲むことを心がける」というのは、
「毎日、決まった量の水を飲む」というのとは、少し違います。

水を欲する量は、季節や体調によって、大きく変わります。
人は、夏場は喉の渇きを実感しやすいのですが、
冬になると、水を飲みたいと思う頻度が減ります。

アルコールや清涼飲料水のような、『水分』を取っているだけで、
水を飲んでいる気になってしまうこともあります。

気がつけば、一日、全然水を飲んでなかった、なんてことも大いにあり得ます。

毎日、一定量の水を飲むことを心がけることで、
その日実際に飲んだ、水の量を把握できるようになります。

ちなみに、私はコントレックスの1.5リットルをボトルを抱えて飲んでいます(^^)
リハーサルの時などは一本飲んでも足りない時もありますし、
一日家にいると、4分の3くらいしか減らないときもあります。
減った量で、自分の活動量も知ることができるのです。

お茶やジュースは水分にカウントしません。
悪しからず。

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今日思いついたのは、この5つ。
ここに、自分なりの「毎日やること」リストを加えて行けばいいと思います。

発声は運動です。
体調管理、がんばりましょうね。

 - 声のはなし

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