映画『アーティスト』

毎晩、就寝前のひととき、必ずといっていいほど洋画を見る。

といっても、休みの日以外はたいがい、深夜を回った頃、
どろどろに疲れてから見始めるので、
2夜連続、3夜連続はあたりまえで、
何度も巻き戻しながら、なかば居眠りしながら、時には4日も5日もかけてひとつの映画を見ることさえある。

映画を見ていると、仕事のアイディアや日常のさまざまな悩みからふわっと解放されて、
その瞬間異空間にトリップできる。
思考を形にするときに陥りがちな、
ご都合主義的な、もしくは近視眼的な視点をリセットしてくれるのかもしれない。

いやいや、そんな小難しいことじゃなくって、
ただ単に好きってだけなんだけどね・・・たぶん。

今夜見たのはアカデミー賞5部門に輝いた映画『アーティスト』
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さすがに無声映画の時代なんて知るよしもないわけだけれど、なんだか懐かしい。
対して、「トーキー」という呼び方にも時代を感じて・・・。

主演の2人の名演技ぶりも素晴らしいけど、
なんと言っても音楽!
台詞のない映画なのに、これだけ感情を揺さぶられるのは、
この素晴らしい音楽のおかげなのね。。。

いやぁ、私もいくつか携わって来たわけだけど、
サントラってすごいんですよ。ホントに。

ワイン片手に・・・が似合う映画でした。
うん。いい夢見られそう。
「声出していこうっ!」に『サイレント映画俳優の声が聞こえるとき』 という記事を書きました。そっちも読んでね!

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