大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

光と影

   

昨日はボイトレを担当していたアイドルグループのデビューライブへ。

9000人ものお客さんを前に堂々と歌う彼女たちの姿に目を細めながら、
あの大きなステージに立つまで、どれだけ頑張っただろうと感無量。

終演後、面会室で会った彼女たちは、本当に輝いていて、
素敵なお仕事をさせてもらったなと、幸せな気持ちになりました。

「ここまで私たちが来られたのは、MISUMI先生のおかげです」
と、私の目を真っ直ぐ見て言ってくれた彼女たち。

いや。絶対にそんなことはないんです。
私がしているのは、お尻を蹴飛ばしているだけ。
がんばるのは、いつだって本人たち。
それでも、そんな風に言ってもらって、心から嬉しかったです。

 

ライブの真っ最中に、今度は、プライベートレッスンをしている生徒さんが、
アイドルオーディション最終選考に合格したと、お父さんからご連絡をいただきました。
ずっとアイドルを夢見て、何度もオーディションを受けてきた子です。

何度でもチャレンジすること。努力を積むこと。そして、あきらめないこと。
夢を叶えるのは、特別な人じゃなく、
夢と向き合い続けた人なのだと、また教えられました。

素晴らしいアーティストやシンガー、アイドルたちと、たくさん関わらせていただいてきました。
SNSを開くと、毎日のように彼らの活躍が飛び込んできます。

スタジアム級のライブをするアーティスト。
全国ツアー中のアーティスト。
レコード大賞や紅白、CDTVと、華やかに活躍している人たちもいれば、

海外に拠点を移して活動している人。
演劇の世界でがんばっている人。
精力的にライブを重ねている人もいます。

そんなみんなの活躍を見るたびに、なんて幸せな仕事をさせてもらっているんだろうと、感謝の気持ちでいっぱいになると共に、
まだまだ負けないわよと、ライバル意識を燃やしてしまう、おとな気ない私。

そして、私とおなじように、キラキラしている同級生、同期たちの活躍を横目で見ながら、
「いつか自分も」と、がんばっているであろう人たちを思い、
「がんばろうぜ」とこっそりエールを送っています。

がんばろうぜ。
まだまだ、ここからだ。

 - 夢を叶える

  関連記事

「夢喰って生きられないぞ」

大学3年だったか、それとも4年生だったか。 アルバイトをしていた東京タワーのおみ …

苦しさも音楽の一部だから。

歌がうまくなりたい!という強い衝動は、 一体どこから湧いてくるのか? 歌に、音楽 …

無価値感になんか負けないっ!

20代の終わりの頃、 洋楽コンプレックス、英語コンプレックスを払拭するために、 …

アーティストたちの「本気度」

プロのアーティストや、その卵たちにとって、 もっとも大切なことは「結果を出すこと …

「今さら?これから始めてモノになるの?」(ビデオレターのご感想から)

ビデオレターの課題を続々と送っていただいていますので、 一部になりますが、少しず …

最後は「自分の声」を聞くのだ。

「MISUMIサンはね、 もっと、自分じゃ恥ずかしくって赤面するくらい、 下世話 …

準備せよ。そして、待て。

「準備せよ。そして、待て。」 仕事も人間関係もうまくいかなくて、ひどく落ち込んだ …

恋するように、バンドする。

棚卸し週間にて、 これまでにやってきたバンドを ひとつひとつ思い出してみました。 …

「認められたい」という思いを叶える方法

「音楽ビジネスって、社交クラブみたいなものなのよ。 一度中に入れば、そこから自然 …

デビューを夢見る若者は「白馬の王子さまシンドローム」?

白馬の王子さま。   苦しい人生を一転させてくれる、素敵な男性の代名詞 …