もしも、好きな曲を好きなメンバーとやれるなら
2026/02/26
初めてバンドを組んだのは高校2年の時。
寄せ集めでつくったガールズバンドでした。
以来…え? 間もなく半世紀?
数え切れないほどのバンドをつくっては壊し、
所属してはやめ、クビになり。
バンド人生まっしぐらで生きて来ました。
元々プレイヤー志望だったこともあって、ソロ願望はまったくなくて。
これまで、自分の名前を冠したライブって、
おそらく、片手で数えられるほどしかしてきませんでした。
そんな私がここ数年、ずっと憧れてきたライブ。
ラウドじゃない。
ロックじゃない。
ソロライブ。
手袋して。ドレス着て。
グランドピアノに手を置いて。
しっとりジャズやAORを歌ったりするような。
いわば、ヴォーカリストMISUMIというイメージとは対極にあるようなライブです。
あんな曲やりたいとか、こんな曲やりたいとか、
アマチュア時代に
恋い焦がれたシンガーたちのアルバムにアクセスしては、思いは募るばかり。
けどね。
これって、ロックを看板にしてきた私には、もんのすんごい勇気がいること。
数年前に、20年以上の禁を解いて
“Pinks Funk”ってバンドでソウル、R&B中心にライブをやった時も、
自分自身が築いてきたイメージとの解離はないか。
どこかに気取りはないか。
テクニックで歌ってないか。
自問自答を繰り返したものです。
まして、ソロ。。。
いやー、、、怖い怖い怖い。
やっぱり私はロック、歌ってりゃあいいんじゃん?
「でも、、、いつか、やりたいんだよね」
そんなことを、ベーシスト山内薫さんに話したら、
なんと、薫ちゃん、
「やろうよ!」と軽快に言ってくれたんです。
「え?」
そっからはあれよあれよという間に、
メンバー、スケジュール、そして、箱が決まりました。
しかも…もうね。言っちゃうよ。
日本のトップシーンを支え続けてきた、超一流ミュージシャンたち。
どこの大箱?というくらいの、とんでもないメンバーです。
ギター 梶原順氏
ベース 山内薫氏
ドラムス 鎌田清氏
キーボード 友成好宏氏
やばい。
この音楽の真ん中に立つ、ちっぽけな自分が、本気でやばい。
「なんでも歌いたい曲を、好きなメンバーとやれるとしたら?」
そんな、夢が叶う時間でもあります。
ライブは10月7日(水)
会場は、目黒ブルースアレイ。
かろうじて、鬼が笑わないくらい先ですが、
今から毎日、歌いたい曲を選曲しては、勝手にドキドキしています。
もう、全力で来て欲しい。
このメンバーだからこそ出せる音を、一緒に全身で浴びて欲しい。
その日まで、自由自在、思い通りに歌える自分になるぞっと。
すでに、震えてます。

関連記事
-
-
「プロ」「アマ」という線引きは、 もうそろそろ卒業したい。
「俺なんか、ただのセミアマだからさー」。 高校時代に、 一緒にバンドをやっていた …
-
-
オーディションは「試験」でも「試合」でもない!
いわゆる「オーディション」というものを受けたのは、人生で2回だけ。 どちらももの …
-
-
MCって、どうしたらいいの?
かつては、MCというものが本当に苦手で、 ライブ当日何しゃべったらいいの?と考え …
-
-
カラダに染みこませたものは裏切らない。
若かりし頃から、使った「歌詞カード」を 大切に取っておく習慣があります。 「ネッ …
-
-
「表現したい」という欲求は、 それが可能な人にのみ与えられるエネルギー。
「クリエイティビティの源は何ですか?」と聞いたら、 「リビドーですよ」と答えたア …
-
-
まだやれるから悔しい。 まだ行けるから苦しい。
音楽で食べていかれるかどうか。 そんなことを本気で心配し始めるのは、 大学や音楽 …
-
-
完成しない作品は、「作品」ではない
ずいぶん昔。 ユーミンがとあるラジオ番組で、 「美大で日本画を専攻していた」とい …
-
-
優良オーディエンスが、「よいステージ」をつくる
コンサートに出かけて、 音楽に聴き入っていたつもりが、 あまりの心地よさに思わず …
-
-
アーティストたちの「本気度」
プロのアーティストや、その卵たちにとって、 もっとも大切なことは「結果を出すこと …
-
-
「夢に向かって邁進する」は美徳でもなんでもない。
学生時代、本の取り次ぎ店にバイトしていました。 バイトは朝の9時から夕方5時まで …
- PREV
- 「やる人」だけが、「やれる人」になる。
- NEXT
- 45分間の真剣勝負
