時間の流れっていうのは、本当に均等なのか?
記憶の中で、
ある部分は鮮明に、まるで昨日の事のように思い出され、
ある部分は、思い出すことさえできないのは、
本当に単なる脳のいたずらなのか???
ひょっとして、私はただず〜〜っと夢を見続けているだけなんじゃないか?
昔のアルバムをながめたり、
かつての友が年齢を重ねて昔とすっかり変わってしまった姿を
SNSで見つけたりするたびに、
何とも不思議な気持ちになる。
今も鮮明な記憶の残る高校3年のあの夏の日々や、
意気揚々と全国を飛び回っていたコーラス時代。
友人のミュージシャン宅を次々に回りながら、
レコーディングの修行をしていたアマチュア時代。
毎日が孤独と貧しさとキャリアとの戦いだったNY時代。
朝8時なのか、夜8時なのか。
時間の観念を完璧に無くすほどスタジオにこもり続けた、
映像&音楽プロデューサーのアシスタント時代。
ライブとレコーディングと曲作り、そして作詞の仕事に明け暮れた、
セッションミュージシャン時代。
なんかねぇ。
5年、10年なんて時間はダンゴのように流れていって、
ほんと、何もかもが夢みたいに感じられるんだよな。
こうやって、次の10年、20年も過ぎていくのかな。
もし、ラッキーなら。。。
夏の終わりの昼下がり。
もちろん、単なるひとりごと。。。