「一番苦しい道を選ぶ」という性。

年内のレッスン、授業、仕事関係をすべて終え、やっと年末モード。

この1年間を振り返り、来るべき年に想いを馳せる大切な時間。

私の2014年を象徴する3つのことばは・・・

再会と挑戦。そして修行。

新しい会社を立ち上げ、
音大のテキスト制作に携わった。

ボーカリストとしても、たくさんのライブに呼んでいただき、
都内、地方を飛び回った。

憧れていたミッドタウンでの4回にわたるセミナーや講演会、
テレビ出演や、雑誌の取材などのお仕事もいただいた。

こうやって振り返ってみると、
まんざらでもない、充実の1年のようだけど、

でも、実際は、人間関係で本当に苦しい思いをしたり、
一番叶えたかった願いが、なかなか、なかなか届かなかったり。

精神的にも、肉体的にも、ハードな、まさに、修行の1年だった。

苦しさを乗り越える方法はいろいろあるけど、
私が選ぶのは、いつも、一番苦しい道だという気がする。

つまり、真っ正面から、苦しさのコアに向かってゆくイメージだ。

人間関係がうまくいかなくても、悪口や愚痴で気を紛らわせるのは、
愚劣だし、卑怯だと思っている。
だから、(そりゃ、時には悪口ぐらい言うけど)
人間関係がうまくいかない原因を徹底的に洗い出して、
その原因を元から断つべく、戦うことになる。

願いが届かないとき、「運が悪いんだ」とか、「どうせあたしなんて」と、
やさぐれられたら、おそらくもう少し楽に生きられるのだろうけど、
残念ながら、そんな謙虚な心は持ち合わせていないから、
まだまだ、自分の力不足なんだとばかりに、
これまた、徹底的に、学び、鍛え、自分磨きにいそしむ。
人は私を自虐趣味とか、ストイックとか言う。
おそらく、どちらもちょっとずつ本当なのだろう。
ずっとそうやって生きてきた。
たぶん、これからも、そうやって生きていくのだろう。

だって、苦しいほど、結果はついてくる。
びっくりするような、ご褒美を私にくれる。
思いがけなかったような、すごい場所へ、連れて行ってくれる。

目の前で、扉がバカ〜〜ッと開くような感覚。

その時が来るのを知っているから、苦しい道をのぼり続けられる。
それだけ。

そんなハードな毎日を耐えられたのは、健康と、家族のおかげ。

年に一度のデトックスを、今年は1ヶ月間きっちりこなしたおかげで、
風邪をひきやすかった去年までの自分を変えることができた。
走る機会は、すごく少なかったから、これは来年の課題。

支えてくれる家族には、もちろん、感謝MAXだ。

12月になって、重かった扉のノブが回った。
その先の世界が、少しだけ見えてきた。

2015年に向けて、今、強烈なワクワクドキドキが進行している。
後5日。
この1年に感謝を込めて、家を磨きます。

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