15年以上も同じバンドをやっていると言うと、
ものすごいキャリアのバンドみたいだけど、
メンバーが多忙すぎるBEPPは、いわゆる「七夕バンド」。
15年で15回ってことはさすがにないけど、30回やっているかどうか、怪しい。。。
そんな、ゆっくりバンドだけど、このメンツと一緒にやれることは私の誇り。
メンバーの中で一番古くからの知り合いは、山内薫ちゃん。
若い頃からサポートミュージシャンとして活躍していた薫ちゃん。
出会った時には、すでに尾崎亜美さんのツアーとか、
杉山清貴さんのツアーとかをバリバリやっていました。
当時から、ベースを持つ姿もかっちょよく、
絶対音感も持ってて、キーボードも弾けて、ってことで、
まだアマチュアで、全然自信のなかった私には、
「すごいプロの人」に思えるばかりで、キラキラしてて、
ほとんど話しかけることもできなかったなぁ。
ロン毛時代の写真を安部潤さんのブログで発見!
そんな薫ちゃんが当時から「やっぱりカースケがすごい!」と言っていまして。
言わずと知れた、河村カースケさん。
20代の頃から、すでにバリバリの売れっ子ドラマーでした。
レコーディングでカースケさんが叩いた曲に、
私がコーラスダビングをする、などというニアミスは
何度もあったけど、実際にお目にかかったのは、
それからずいぶん経ってから。
初めてお目にかかったときは、(これが噂の、か、か、か、カースケさん。)
と、震えたものでございます。
カースケさんと言えば、なんといっても、
このセットの低さ!
(写真はOrangecollarのHPからお借りしています)
本人曰く、
「日本最低と言われている。」(^^)
うん、サイテー。
1992年だったか・・・
薫ちゃん、カースケさんとは、某アーティストのツアーをやることに決まっていて、
私的には、「ついに、ここまで来たか。。」くらい盛り上がっていたのですが、
突然、事務所から、「コーラス、入れないことになりました」とドタキャンをくらい、
私はそのままアメリカへ。。。(ふてくされたわけじゃない)
共演が実現したのは、さらに3年近く経ってからでした。
キーボードの友成好宏さんとは、帰国した1995年前後、
Jam for joyというイベントで会ったのが最初。
な〜んて、端正な顔立ちの人だろう。。。というのが、第一印象。
やっぱり一流ミュージシャンはルックスもいいのよね。。。
プレイも実に華麗。
当時はまだ、近寄りがたい感じで、
あんまりお話していなかった感じです。
でもね。おしゃべりすると、超面白いんですよ。
泉洋次&Spanky時代のフレッシュなトモさん。可愛い。
あれ?右から2人目は・・・
そう。BEPPくんこと、ジェフ夫さんは、
この時代からトモさんと一緒にバンドをやっていたのですね。
そんなジェフ夫さんとの出会いが一番遅く、
柳ジョージさんの”Hurry up,baby”のレコーディングがご縁なんです。
スタジオで待ち時間ができてしまい、
何か話さなくちゃと、ギターリストとの会話での定番のトピックを持ちだしました。
「私、ギターリストで一番好きなの、ジェフベックなんです」
そう言った瞬間に、ジェフ夫さんの目がキランッと光ったのを、今でも忘れません。
その後しばらくするまで、
ジェフ夫さんが、日本のジェフベックと呼ばれていることなんて、
知らなかったんですからご縁ってすごい。
そこから、盛り上がって、「BEPPってバンドやってるんだけど、歌いにくる?」
と、誘われ、蓋を開けてみたら、上記のようなメンバーだったというわけです。
かくて、やり手マネージャー(?)の私、MISUMIの加盟により、
1998年、BEPP再結成&再始動。
再結成を機に、
『ジェフ別府グループ』という、微笑ましくも、なんだかなぁ〜なバンド名を
BEPPに改名したのであります。
BEPPの音は、まぁ、ほんまにカッコイイ。
こちらでCheck it out!
アンコールで演奏した”Superstition”。ハードロックねーちゃんみたいですね〜(^^;;)
あれから16年です。16年。
バンドの音は、年々素晴らしくなり、
いい感じで、メンバーみんなもビンテージ化しております。
年末を飾る、BEPPライブ。
ホントにカッコイイから、来て欲しい。
何ならあたしも、お客さんで観たい。。。
見逃しちゃだめよ〜♡