オレの方がすごい?「優越感シンドローム」
ある程度キャリアのあるプロフェッショナルなら、
誰しも、自分自身の仕事や能力にプライドや自信を持っているのは当然です。
口に出す、出さないの差こそあれ、
誰もが多かれ少なかれ、他人のやっていることには一家言あるものですし、
心密かに、自分の方が勝っていると思ってしまう場面も、多々あるのが本音というもの。
もちろん、
「あの人ってすごいなぁ。この人も、めちゃえーなぁ。。。
それに比べて、あぁ・・・俺なんてぇええええ・・・」
とばかり思ってしまうような、自己評価の低い人にとって、
弱肉強食の音楽業界で生き抜くのは大変な苦痛をともなう、至難の業ですから、
多少、自信過剰くらいでちょうどいいのかもしれません。
さて、「オレの方がすごい」ということを、
いつも相手にわからせようとパフォーマンスを繰り返す人は、
有名無名関わらず、いつの世にも、どんな世界にもいるものです。
ちょっと知られた人の名前が出ると、
その人を呼び捨てにしたり、いかにも親しそうに話したり、
暗に自分は圧倒的に稼いでいるのだというパフォーマンスをするために、
ブランドものをひけらかしたり、税金が大変だとぼやいたり、
自分はこんなに期待されているとか、こんなすごい仕事に関わってきたとか、
なにげなさそうに、または、これみよがしに口に出したり。。。。
自分自身の胸に手をあててみれば、ついついやってしまいがちなことばかりです。
いかにもの自慢話なら、思わず言いたくなるのも理解できるので、
可愛いものですが、
中には、その場に居る他者と自分自身の関係性をあきらかにするために、
そうした発言をこれ見よがしに繰り返す人がいて、実に見苦しい。
つまり、「お前たちは雑魚。オレはすごい。」
「だからお前たちと俺様を一緒にするな」的な発言を繰り返す人ですね。
そして、あからさまに、他の人を下に見る発言をしてみたり、
他者を傷つけたりする。
傷ついた他の人を見て、優越感を感じる。。。
最早、公害です。
本人は、自分が気分がよくなりたいという欲求にしたがっているだけで、
他者を傷つけているという自覚や悪意はない場合が多いので、
なお始末が悪いものです。
こうした「優越感シンドローム」の人たちに共通のポイントは、
1.自分が期待するほどには、世の中に認められていないこと。
2.自分よりも劣っている人たちがチヤホヤされていることに苛立っていること。
3.若い頃にひどい目にあった経験があり、意識するしないにかかわらず
どこか世の中に復讐したい気持ちがあること。
本当に一流の著名人や、世の中に認められている人は、
他者に対してパフォーマンスは必要ありません。
アピールしなくても認められているので、
周囲の意見には興味を持っていない人もたくさんいます。
発言力があるので、他者に悪く思われないよう、
また、他者を傷つけないよう、ことのほか気を配っている人も多く見受けられます。
まして、本当に一流の人は、まわりがホンモノの有名人ばかりですから、
そんな人たちの名前をこれ見よがしに口にすれば迷惑がかかるばかり。
よほど気を許した相手にしか、人の悪口を言ったり、噂話をしたりしません。
つまり、「優越感シンドローム」でまわりを不快にする人は、
実は中途半端な人たち、というわけ。
そんな人たちの優越感を満足する道具にされないためには、
なるべく近づかないようにすること。
必要以上にセンシティブにならないこと。
そして、間違っても、対抗意識を燃やしてパワーゲームを展開しようとしないこと。
自分自身が、そんな中途半端な優越感シンドロームに冒されて、
誰かを不快にしたり、傷つけたりしていないか、
いつも気をつけたいことのひとつです。
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