本番で実力を発揮するための「3大要素」!
本番で結果を出せるか否かは、
【経験値 x 準備 x 集中力】 の値で決まる。
長年、数え切れないほどのステージに立ってきた実感です。
この3つの力が真の実力として、パフォーマンスの精度や、オーディエンスの満足度を左右すると言っても過言ではありません。
ステージ上ではありとあらゆることが起こります。
ちょっと脱線気味になるけど、これまでやらかしたこと、起きたことをざっと挙げると、
「メンバーの爆音でモニターがまったく聞こえなくなる」などというのは、日常茶飯事。
街のライブハウスなどで演奏すれば、マイクのケーブルがいきなり抜けてしまう、スピーカーが突然死んでしまう、本番中モニターがいきなり爆音でハウる、などという初歩的な事故も普通に起こる。
ライブ中にバランスをくずして、仰向けにひっくり返ったり、ギターリストやベーシストのネックでボーンと頭を殴られたり。
譜面台をなぎ倒したり、ギターのエフェクタースイッチを踏んでしまったり、なんてこともやらかします。
ブレスレットが衣装に引っかかって衣装を破いたことも、激しいヘドバンで大きなピアスがびゅーんと飛んでいったことも、ストラップレスのブラが、お腹周りに落ちちゃったことだってあるし、
そうそう、階段を降りてステージに登場するシーンで、階段から落ちて捻挫したことや、イントロがはじまっていざステージへというタイミングでぎっくり腰になったこともあったっけ。
譜面がぜんぶ風で飛ばされたり、照明でカンペがまったく見えなくなったり、口の中に虫が飛び混んできたりなんてこともありました。
数限りない失敗や事故の経験から何を学び、次にどう生かすか。
鍵はここにあります。
起きたことのすべてを経験として記憶とカラダに刻む。
それは何故起きたのか?
防げなかったのか?
防ぐためには、どんな準備が必要なのか?
想像力をフル稼働して、次への準備に繋げる。
歌詞や曲の構成をしっかりカラダにたたき込む、
衣装をくまなく点検するなど基本的なことはもちろん、
本番前のモニターや機材のチェック、
本番中のエンジニアさんとのコミュニケーション方法のチェック…。
イアモニや耳栓など、自分のコンディションにあわせた準備も、必要かもしれません。
自分の導線チェックや、メンバーとの距離感、動く空間まわりや足下のチェック。
本番で履く靴をちゃんとリハでも履いて、本番さながらに動いてみることや、カンペや譜面が必要なら、どこにどう置くか。客席からの見え方や自分の目線のチェックもMUSTです。
何ごともくふう。
経験がなければ、学べないこともたくさんありますが、
単に経験を積むだけではだめなんです。
周到な準備や練習をすることで、
「これ以上できることはなにもない」という覚悟と自信が芽生えます。
この覚悟と自信こそが、集中力の源。
最後はどこまで集中できるかが勝負です。
集中していれば、何が起きても、動じずにステージを続けられるのです。
まずはこれまで経験してきたこと、ステージで想定しうることをすべて考えてみることから始めましょう。
経験が足りない分野は、周りの経験者に話を聞いてみることも有効です。
数限りない失敗もまた、ライブ経験の一部。
そう自分に言いきかせながら、前を向いて、楽しみながら、
お互い、たくさん学んでいきましょうね。
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