「カッコいいやつ」が「カッコいいやつ」と呼ばれる5つの理由
「なんにもしなくてもカッコいいやつっているんだよ。
こればっかりは、どうしようもないよ。」
かつて、お仕事でサポートをしていたアーティストのことを、
「手足が長くて美人で・・・」と誉めたとき、
いきなり、友人がつぶやいたことばです。
「だから、オレたちみたいな、イマイチな人間は・・・」
と、彼の話は続き、
「あぁ、私も彼の言う、”イマイチな人間”の仲間なんだなぁと、
やたらブルーになったものです。
誰だって、ステージに立つからには、
自分をカッコよく、魅力的に見せたい。
ステージに出ただけで、オーディエンスをドキドキ、ワクワクさせたい。
なんなら、キャーキャー言われたい。
じゃあ、
「カッコいい人」って、一体全体なにが違うのか?
一体全体どうしたら、カッコいい、
ステージ映えする自分になれるのか?
ステージに出てきた瞬間に、
ぱぁ〜っとステージが華やかなる、
なぜかその人ばかりに目が行ってしまう。
そんな風に、あぁ。。。どうしたらなれるものか?
今日は「カッコいいやつ」が「カッコいいやつ」と呼ばれる理由を、
完全独断と偏見で書いてみます。
1.カッコいい人は、自分のアピールポイントを知っている。
誰にだって必ず、カッコよく見せられるポイントがあるはずです。
足がカッコいいなら足を、
胸がカッコいいなら胸を、
顎のラインがカッコいいなら顎を、
どうやったら、効果的に見せられるかを徹底的に研究するのです。
それは、髪のちょっとした形だったり、
服の色だったり、表情だったり。
某・超有名ヴォーカリストは、
楽屋で打ち合わせ中も、ずぅ〜っと鏡を見ながら、
いろんな表情をつくって、
自分の「イケてる表情」をチェックしているそうです。
端から見れば「イタい人」に見えるでしょうか。
どんなに有名な人だって、
いや、有名な人だからこそ、それだけ必死だということです。
2.カッコいい人は自分のウィークポイントを受け入れる。
コンプレックスがあると、
ついついそれを人に悟られないようにがんばってしまいがちです。
人に見られたくないところを一所懸命隠す。
ところが、残念ながら、
ひた隠しにしようとすればするほど、
端から見ると、そこがかえって目立ってしまう。
コンプレックスのあるところを、殊更さらけ出す必要はないのだけれど、
コンプレックスに負けない姿こそが、きっとカッコいい。
3.カッコいい人は、カッコよく見えるための努力をしている。
アーティストのリハーサルスタジオは、
ダンススタジオと同じように、真っ正面が鏡張りになっています。
アーティストたちは、
その鏡を真っ正面から見据えながら、
自分の動きや表情をチェックするのです。
もちろん、まわりにはミュージシャンもスタッフも山のようにいます。
そんなこと、想像するだけで恥ずかしくないですか?
でも、それを、みんなやっている。
特に新人アーティストなどは、
リハなどで真っ正面から撮影された映像を
スタッフに徹底的にダメ出しされる、
などということも普通にあります。
とにかく、あきらめたら、逃げたら、負けです。
4.カッコいい人は「なにがカッコいいか」を知っている。
自分にとって、「カッコいい」の定義はなにか?
美人の定義が人それぞれ違うのと同じように、
カッコいいの定義もみな少しずつ違う。
大事なことは、自分はなにをカッコいいと思うか?
衣装とお化粧と振り付けと・・・
完全武装した自分をカッコいいと感じるのか、
素っ裸で自分をさらけ出す自分をカッコいいと感じるか?
ダイエットとエクササイズで研ぎ澄まされたカラダをカッコいいと感じるか、
自然のままの、あるがままのカラダをカッコいいと思うのか、
放っておいたら倒れそうなくらいの細い身体をカッコいいと思うのか・・・
美意識を追求した先に、
自分の「カッコいい」が見えてくるのかもしれません。
5.カッコいい人は、自信がある。
誰がなんと言おうと、
人は、結局、自分で自分をカッコいいと思えなければ、
自信を持って人前に立てません。
10人いれば、10人意見は違う。
365日、24時間、最高に輝いてステージに立てるとも限りません。
時に自分をこてんぱんにディスる人だって出てきます。
それでも、なんでも、胸を張って、
“So,what?”(だから、なに?)と言えるかどうか。
そんな自信を醸し出せるかどうか。。。
人はやっぱり、自信のある人をカッコいいと思うのです。
その自信をどうやって演出するか。
最後はそれなのかも知れませんね。
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