大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

伸び悩んだらやるべき3つのこと

   

長い音楽人生。
「伸び悩む時期」は何度も訪れます。

技術の伸び悩み。
キャリアの伸び悩み。
人気の伸び悩み。
ギャラの伸び悩み、なんてのもあるでしょう。

 

伸び悩んだときに、やってしまいがちな最悪のことは、

腐る。

自分を哀れむ。

他人のせいにする。

人に嫉妬する。

あきらめる。。。

 

まぁ、あきらめられるってことは、
他にもっと向いていることがあるってことですから、
一概に悪いことでもないでしょうが、

心の中で、「挫折した感」がくすぶり続けるなら、
それは確実に、やり残したことがあるから。

次に進むにしても、
やりきってから進まないと、
次のことがうまくいかなかったとき、
またどこかに逃げ込むことになります。

 

さて。

では、伸び悩んだら、なにをしたらいいのでしょう?

 

そもそも、伸び悩みを感じるときは、
自分にできることはなにもかも、
やり尽くしたと思えるとき。

 

思いつくこと、すべて試した。
それでも伸び悩んでいる・・・

 

今日は、そんなとき、やるべき3つのことを、
いつものように独断と偏見でお届けいたします。

 

1.環境を変える

今、自分のいる場所が、
本当に自分にとってベストな場所なのかは、
一度思い切って環境を変えてみないことにはわかりません。

自分の国では今ひとつぱっとしなかったのに、
海外で火がついて一躍人気スターになったバンドは、
クイーン、チープトリックなどの例をあげるまでもなく、
たくさんいます。

 

違う場所には違うにおいや色味、空気感があります。
流れている音楽や街ゆく人のスピードも違う。
ウケる音楽も違うし、ことばも違う。

活動する場所を変えることで、
新しい自分を切り開くことができる人もたくさんいるのです。

 

2.仲間を変える

環境を変えることの大きなメリットの一つに、
仲間が自然に変わる、というのがあります。

ひとつの価値感が支配している場所に居続けたのでは、
物事の違う側面を見ることは難しい。

それまでの自分では絶対に出会うことのなかった人や、
全く違う価値観を持つ人たちと、
時間を共有することで、
自分の世界や可能性が大きく広がる、
刺激と興奮を感じることができます。

自分とおなじレベルの人、
安心できる人とばかり、集っていてはダメなんです。

 

3.行動パターンを変える

環境を変えて、
仲間を変えても、

いつもとおんなじ曲を
おんなじようにお気楽にやっているだけでは、
遅かれ早かれ行き詰まります。

結局最後は、自分自身の行動パターンを変えるしかない。

ライブばかりやってきた人なら、
思い切って、スタジオをレンタルして、
ミュージシャンを頼んで、
クオリティの高い録音をしてみる。

同じようなバンドで、
同じようなライブハウスに出てきた人なら、
全然違うタイプのミュージシャンと、
実験的なライブをやってみる。

それまで出入りしなかったような、
コミュニティや学校に入って、
客観的に自分自身を見つめてみる。

 

そんなこと、無理だよな、と思うことほど、
自分自身を大きく変えてくれるものです。

もちろん、やりたくないことをやれと言っているのではありません。
「人はやりたいことしか一所懸命できない、
やりたいことでしか成功しない」は、いつだって鉄則です。

 

いかがでしょう?

 

観葉植物が伸び悩んだら、
一度鉢から出して、
根っこをバサッと切り取ります。

かっちんこっちんになっている、
表面の土を、そぎ落として、
根っこをもみほぐします。

植物本人はきっとさぞかし痛いでしょうが、
植え戻して、しばらくすると、
完全に生き返って、
青々とした葉をぐんぐん上に伸ばし、横に広げます。

 

成長には痛みが伴うもの。

時に、胃の真ん中が痛くて、
頭の後ろがひりひりするくらいの、
大冒険、チャレンジなしに、
次のステージにあがることはできないのです。

 

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