大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

アチチュードが、結果をつくる。

      2020/01/06

なにから始めたらいいかわからないなら、
憧れの人がやっていることを観察して、マネすればいい。

憧れの人が、何をやっているか、わからないなら、
わかるまで調べる。想像する。調査する。

検討違いでも、勘違いでも、
なんにもしないで、ぼーっとただ時を過ごすよりずっといい。

 

その人と自分の違いが圧倒的過ぎて、
マネしようがない要素が多すぎて、
落ち込んだり、
自己嫌悪に陥ったり、
腐ったりするのもいい。

どうせ、あたしなんてと、
やさぐれて、
自暴自棄になって、
やめてやるぅ〜〜と、泣きわめくのもいい。

そんなんでやめられるなら、
やめられるうちに、さっさとやめた方がいい。

いや。絶対にその方がいい。

さっさと違うことをはじめた方がいい。

 

心捕まれて、逃げられなくて、
必死で食らいついて行く人だけが前に進める。

それはもう、そういうものだから。

何からマネしたらいいかわからないなら、
とりあえず、気になることから、片っ端にやってみる。

「音が」とか「フレーズが」とか言うのとおんなじくらい、
髪を伸ばしたり、
ロンドンブーツ買いに走ったり、
マルボロをくゆらせたりすることが、
大事だった時代がある。

メイク習って、
ファッションを思いきり変えて、
ダイエットして、
ライフスタイルも背伸びして、
ちょっといい気になったら、
いきなり、いい声が出たりすることだって、
いや、ごめん、本当にある。

 

そんな、まさか、と思う人ほど、試して見る価値があるんです。

見た目が変われば、人の見る目が変わる。

昨日まで、打ち合わせの時に、
相方の顔と胸の谷間ばかり見ていたディレクターが、
いきなり自分の方を向いて語り出すようになる。

現場の居心地が、圧倒的に変わる。

自分はどう思われているんだろうと、
おどおど、びくびくしている人間と、

期待されてる、注目されてると感じ、
自分が出す結果は、
その期待を大きく上回る自信さえある人間とが、

同じ声で歌うはずはない。

ポテンシャルの問題じゃなくて、
そういう空気をつくれるかどうか。

つまり、アチチュードが、声をつくり、結果をつくる。

体験的、絶対的な事実です。

自分自身を高めるためにできることは無限にある。
ウンザリするほど、たくさんある。

 

目をそらさない勇気を育てながら、
今年も突っ走りましょう。

◆ほぼ週1回、ブログ記事からさらに1歩進んだお話をお届けしているメルマガ。バックナンバーも読めます。無料登録はこちらから。

 - B面Blog, 夢を叶える

  関連記事

正しい「シャウト声」の出し方!

高校時代の自分のバンドのライブ音源という、 恐ろしいものが存在しています。 少し …

よき時代のよきものを、 いい形で後世に伝える方法

高校時代、何が嫌いって「古文」の授業くらい 嫌いな授業はありませんでした。 使わ …

夢をかなえるためのすべて

“If you build it ,he will come&#82 …

ギターソロが邪魔くさいぃ〜!?

「最近の子はギターソロになると、曲を飛ばすんですよ」 え?なんですか、それ? と …

憧れを現実に変える力

中学に入学して、 生まれて初めて部活動というものをはじめた時、 同じ部活の高校生 …

「いつものあれ」でお願いしますっ!

ずいぶん前のこと。 たまたまつけたテレビに、 ホイットニー・ヒューストンが出てい …

音楽が人と人とを繋ぐのだ

コロナ(COVID-19)に翻弄されていた3年間は、時間の感覚が分断され、人と人 …

「これは私のスタイルじゃないから」

ずいぶん昔のことになります。 とある音楽制作事務所の年末パーティーで、 作詞家だ …

「美しき手順」を持つものに、運命の女神は微笑むのだ。

「はじめて日本に行って、 お店でちょっとしたおみやげを買ったとき、 本当にびっく …

自己肯定感を高めるためにやるべき、3つのこと。

歌はメンタルが9割。 自己肯定感を高めることは、ヴォーカリストにとって、 パフォ …