声の優先順位が低いなら、気にしないのが一番。
「自分の声の印象って、どうなのだろうと気になる」
という人はたくさんいるのに、
実際に何かしているという人は、ごくわずか。
そんなお話をいろいろなところでしてきました。
事情はいろいろですが、
「何からはじめたらいいか、わからない。」
「声のトレーニングが、今の自分に必要なのかどうかもわからない。」
「忙しくてつい、後回しになってしまう。」
が3大要因。
こんな時代ですから、
本気でなんとかしなくちゃと思えば、
ボイトレをする場所も時間も方法も、
いくらでも見つかります。
基準だって、やっていくうちに、
だんだんとできあがっていくものです。
だから、やらないのは、結局、
声の優先順位が上がってこないからなんですよね。
優先順位が低いことを、無理にがんばる必要はありません。
それなら、声のことなど、
気にしない方がずっと心安らかです。
世の中には声が気になる人と、
気にならない人しかいません。
気にならない人は、
自分の声にも、人の声にも、
意識の焦点があいにくいもの。
ネガティブなことではなく、
自分のキャラクターの一部です。
声からさまざまな情報を受け取るのは、
動物としての本能ですから、
その声が「音」として意識されることなく、
無意識に脳で情報処理されている、ということなのです。
何かのきっかけで、
声の優先順位が高まるまでは、
そのまま、気にしないでいる方が、ずっと健全です。
おそらくは、人口の半分くらいの人が、
声の存在など意識することもなく、
そこに何の問題も感じずに、暮らしています。
それでよいのです。
残り半分の、声が気になる人たちは、
声と向き合い、
その恩恵にあずかったり、
自信をもらったりするのとおなじくらい、
声の不調や老化に悩み、
コンプレックスを感じたりしながら、
声と共に生きています。
私個人にとっては、
声は、幸せをくれたり、与えたりできるバディ。
気にならない組の人たちも、
いつか、なにかのきっかけで、
「気になるスイッチ」が入ってくれたら、
いいなと、密かに思いつつ、
これからもますます、
「声が気になる組」のみなさんのお役に立てるよう、
発信を続けようと心に誓うのであります。
◆一生に一度、集中的に学ぶだけで、”自分で自分に教えること”を可能にするMTL 12。毎週日曜日10時〜Youtubeにて公開中。
◆毎週月曜発行中!声に関するマニアックな情報やインサイドストーリーをお届けする無料メルマガ『声出していこうっ』。バックナンバーも読めます。
関連記事
-
-
出会いの数だけ別れがある
音楽はたくさんの出会いをくれます。 音楽はひとりではできないから。 一緒に演奏す …
-
-
「そうか、映像にもグルーヴがあるんだ。」
広告代理店の映像&音楽プロデューサーの下で、 音楽選曲のお仕事をさせてもらってい …
-
-
直感に突き動かされて、崖から飛び降りる
行動のきっかけは、いつだって、 ちょっとした思いつき、衝動、閃き、出来心。 即断 …
-
-
「売れてるもの」が嫌いな人は「売れない人」?
あまのじゃくなのか、変人なのか、 こどもの頃から、 「みんなが好き」というものに …
-
-
「ボイストレーナーなんかいらない人」になるための3つのポイント
昨日、『MTL ヴォイス&ヴォーカル オープンレッスン12』初日、 Unit1と …
-
-
自分を好きになるということ。
こどもの頃から、 自分じゃない人間になりたいと思っていた年月があまりにも長くて、 …
-
-
自分自身の変化にどこまで鈍感かつ寛容でいられるのか?
人間は自分自身の変化には非常に鈍感かつ寛容なものです。 24時間、 …
-
-
すべては「可能」であり、「正しい」は自分が決めるのだ。
「クラシック」という音楽のイメージに、 ヨーロッパ的華やかさと優雅さを重ね、 妄 …
-
-
残念な人
ずいぶん前にちょっとだけ一緒にやったことのある、 かなり腕のいいドラマーがいまし …
-
-
「空気読め」とか、違くないか?
生まれて初めてアルバイト情報雑誌を買って、 バイトを探した時は、 一体みんな、何 …

