もしも、好きな曲を好きなメンバーとやれるなら
初めてバンドを組んだのは高校2年の時。
寄せ集めでつくったガールズバンドでした。
以来…え? 間もなく半世紀?
数え切れないほどのバンドをつくっては壊し、
所属してはやめ、クビになり。
バンド人生まっしぐらで生きて来ました。
元々プレイヤー志望だったこともあって、ソロ願望はまったくなくて。
これまで、自分の名前を冠したライブって、
おそらく、片手で数えられるほどしかしてきませんでした。
そんな私がここ数年、ずっと憧れてきたライブ。
ラウドじゃない。
ロックじゃない。
バンドじゃない。
手袋して。ドレス着て。
グランドピアノに手を置いて。
しっとりジャズやAORを歌ったりするような。
いわば、ヴォーカリストMISUMIというイメージとは対極にあるようなライブです。
あんな曲やりたいとか、こんな曲やりたいとか、
アマチュア時代に
恋い焦がれたシンガーたちのアルバムにアクセスしては、思いは募るばかり。
けどね。
これって、ロックを看板にしてきた私には、もんのすんごい勇気がいること。
数年前に、20年以上の禁を解いて
“Pinks Funk”ってバンドでソウル、R&B中心にライブをやった時も、
自分自身が築いてきたイメージとの解離はないか。
どこかに気取りはないか。
テクニックで歌ってないか。
自問自答を繰り返したものです。
まして、ソロ。。。
いやー、、、怖い怖い怖い。
やっぱり私はロック、歌ってりゃあいいんじゃん?
「でも、、、いつか、やりたいんだよね」
そんなことを、ベーシスト山内薫さんに話したら、
なんと、薫ちゃん、
「やろうよ!」と軽快に言ってくれたんです。
「え?」
そっからはあれよあれよという間に、
メンバー、スケジュール、そして、箱が決まりました。
しかも…もうね。言っちゃうよ。
日本のトップシーンを支え続けてきた、超一流ミュージシャンたち。
どこの大箱?というくらいの、とんでもないメンバーです。
ギター 梶原順氏
ベース 山内薫氏
ドラムス 鎌田清氏
キーボード 友成好宏氏
やばい。
この音楽の真ん中に立つ、ちっぽけな自分が、本気でやばい。
「なんでも歌いたい曲を、好きなメンバーとやれるとしたら?」
そんな、夢が叶う時間でもあります。
ライブは10月7日(水)
会場は、目黒ブルースアレイ。
かろうじて、鬼が笑わないくらい先ですが、
今から毎日、歌いたい曲を選曲しては、勝手にドキドキしています。
もう、全力で来て欲しい。
このメンバーだからこそ出せる音を、一緒に全身で浴びて欲しい。
その日まで、自由自在、思い通りに歌える自分になる。
すでに、震えてます。

関連記事
-
-
情報か?経験か?
生まれて初めて弾いたギターは、 姉が持っていたクラシックギターでした。 中学入学 …
-
-
「もっとうまくなってから」と言う『完璧主義のぐず』
バンド、どうして組まないの? 「もうちょっと、うまくなってからメンバー探そうと思 …
-
-
無価値感になんか負けないっ!
20代の終わりの頃、 洋楽コンプレックス、英語コンプレックスを払拭するために、 …
-
-
ゼロ地点に戻れる曲は あるか?
KIMICOKOライブ以来、不定期ながら朝練を続けています。 最近のお気に入りは …
-
-
まずはライブハウスを押さえろ。話はそれからだ。
「いつか、ライブできたらいいなって思って」 レッスンでこんなことばを聞くと、反射 …
-
-
コンプレックスは、がんばれない言い訳。
人間のコンプレックスってのは、いやもう、他の人が見たら、本当にどうでもいいことで …
-
-
とりあえず飛び込め~Singer’s Tips #32~
うまくなったら、バンドやりたい。 いい曲書けたら、音源つくりたい。 自信がついた …
-
-
「表現したい」という欲求は、 それが可能な人にのみ与えられるエネルギー。
「クリエイティビティの源は何ですか?」と聞いたら、 「リビドーですよ」と答えたア …
-
-
「譜面台を立てるか、立てないか問題」を考える。
「譜面台を立てるか、立てないか問題」は、 これまで、さまざまなところで 語ったり …
-
-
「あきらめていた夢」を、もう一度追いかけるということ
「音楽は、何才で始めなくちゃいけない」、なんていう制限はありません。 「好き!」 …
- PREV
- 「やる人」だけが、「やれる人」になる。
