大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

もしも、好きな曲を好きなメンバーとやれるなら

   

初めてバンドを組んだのは高校2年の時。
寄せ集めでつくったガールズバンドでした。

以来…え? 間もなく半世紀?
数え切れないほどのバンドをつくっては壊し、
所属してはやめ、クビになり。

バンド人生まっしぐらで生きて来ました。

元々プレイヤー志望だったこともあって、ソロ願望はまったくなくて。
これまで、自分の名前を冠したライブって、
おそらく、片手で数えられるほどしかしてきませんでした。

 

そんな私がここ数年、ずっと憧れてきたライブ。

ラウドじゃない。
ロックじゃない。
バンドじゃない。

手袋して。ドレス着て。
グランドピアノに手を置いて。
しっとりジャズやAORを歌ったりするような。

いわば、ヴォーカリストMISUMIというイメージとは対極にあるようなライブです。

あんな曲やりたいとか、こんな曲やりたいとか、
アマチュア時代に
恋い焦がれたシンガーたちのアルバムにアクセスしては、思いは募るばかり。

けどね。
これって、ロックを看板にしてきた私には、もんのすんごい勇気がいること。

数年前に、20年以上の禁を解いて
“Pinks Funk”ってバンドでソウル、R&B中心にライブをやった時も、
自分自身が築いてきたイメージとの解離はないか。
どこかに気取りはないか。
テクニックで歌ってないか。
自問自答を繰り返したものです。

まして、ソロ。。。

いやー、、、怖い怖い怖い。
やっぱり私はロック、歌ってりゃあいいんじゃん?

「でも、、、いつか、やりたいんだよね」

そんなことを、ベーシスト山内薫さんに話したら、
なんと、薫ちゃん、
「やろうよ!」と軽快に言ってくれたんです。

「え?」

そっからはあれよあれよという間に、
メンバー、スケジュール、そして、箱が決まりました。

しかも…もうね。言っちゃうよ。
日本のトップシーンを支え続けてきた、超一流ミュージシャンたち。
どこの大箱?というくらいの、とんでもないメンバーです。

ギター 梶原順氏
ベース 山内薫氏
ドラムス 鎌田清氏
キーボード 友成好宏氏

やばい。

この音楽の真ん中に立つ、ちっぽけな自分が、本気でやばい。

 

「なんでも歌いたい曲を、好きなメンバーとやれるとしたら?」
そんな、夢が叶う時間でもあります。

 

ライブは10月7日(水)
会場は、目黒ブルースアレイ。

かろうじて、鬼が笑わないくらい先ですが、
今から毎日、歌いたい曲を選曲しては、勝手にドキドキしています。

もう、全力で来て欲しい。
このメンバーだからこそ出せる音を、一緒に全身で浴びて欲しい。

その日まで、自由自在、思い通りに歌える自分になる。

すでに、震えてます。

 - Live! Live! Live!, 夢を叶える

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