怖いなら、目をつぶって飛び込め。
人生のターニングポイントとも言うべき、
大きな出逢いや変化には、
ドキドキやワクワクと同じくらい、
胃の縮むような緊張、
不安や恐怖、
そして時に、具合が悪くなるほどの、どん底感がつきものです。
無謀な挑戦とさえ思えるような仕事。
想像したこともなかったチャンス。
分不相応とさえ思える出会い・・・。
安心領域から抜け出ることなしに、
真の成長はあり得ません。
不安や恐怖は、成長痛のようなもの。
怖いから、飛び込む。
不安だから、学び続ける。
どん底の苦しさに、耐える、戦う、挑み続ける。
いやいや。
けして、不快なことや、危ういことをやれと言っているのではありません。
ただね。
人生最大のチャンスは最大の試練の顔でやってきたりする。
これは、真実なんです。
ワクワク、ドキドキするほどの出会いを前にすると、
果てしなく、自分がちっぽけに見えます。
ああ、無理だ。
自分には、そんな実力はない。
無理するとろくなことない。
いや。かえって、迷惑をかける。
できっこない。
恥かくだけだ。
そもそも、こんなチャンスがくること自体が間違いなんだ。
どうせ自分には、向いてない。
いや、別に、きっとやりたいわけでもない。。。
安心領域にとどまりたい本能が、
そんな風に次々と自分自身を言いくるめようとするのも、
「そんなん、無理に決まってる」
「やめとけば?今のままの方が安全でしょ?」
「どこ目指してるの?」
・・・etc.etc.
ドリームキラーたちが、口々にそんな、
親切めかしたことばを投げ掛けてくるのも、
運命に試されている証拠。
怖いなら目をつぶったまま。
不安なら、まだ見えない未来を思って。
苦しいなら、あと30センチ、もう50センチ・・・と。
飛び込む。もがく。匍匐前進で進む。
痛みのない成長なんてありません。
どんなに軽やかにキャリアをトリップしているように見える人だって、
いつだって、勇気を奮いたたせて、
1歩また1歩と、足を前に出しているのです。
そんな勇気が、お腹の底から湧いてくる限り、
まだまだ成長し続けられる。
成長には、引退も卒業もないのです。

◆歌う心とカラダに活を入れる2日間。MTLサマースクール2022。
リアルとリモート同時開催。
◆公式LINE、はじめました。ご質問やお悩みにもお答えしていきます。
ご登録はこちらから。
関連記事
-
-
ネガティブな面にばかり焦点があうのは、あなたの思考のクセです。
物事には、いい面があれば、必ず悪い面があります。 フォーカスする角度やポイントが …
-
-
てやんでえ、ばかやろう!
「そんな年からピアノはじめて、モノになるわけないでしょ?」 「あなたは耳が悪いか …
-
-
「こちとら何年やってると思ってんのよ!」
「こちとら何年やってると思ってんだっ!?」 誰かに自分の専門分野を誉められた時に …
-
-
パフォーマーなら「好かれたい」自分を恥じない!
人前で歌う、演奏する、演じる、など、 パフォーマンスをする人は、いわゆる人気商売 …
-
-
あなたを上達させられるのは、あなただけ。
また新たに、アイドルグループのボイトレを担当することになりました。 年齢も実力も …
-
-
「本を読もう!」
「本読んでる?」 なんだか国語が通じないなぁ、と感じる生徒に出会うと、 思わず言 …
-
-
「好き」を極める。
「好き」にもいろいろあります。 なんとなく好き。 どちらかと言えば好き。 結構好 …
-
-
「自分の常識は他人の非常識」
「私なんて、ごく普通だから・・・」 という風に言う人は、本当にたくさんいますが、 …
-
-
「作品」は、鮮度の高いうちに世に出す
食べるものに鮮度があるように、 人がクリエイトするものにも鮮度があります。 どれ …
-
-
数字じゃなく、「ひとりひとりの顔」に想いを馳せる!
ご存じのように、昨年12月から、 「365日毎日メルマガ宣言」をし、 毎朝10時 …
- PREV
- 夏の価値を高める「8月いっぴっ!」の習慣
- NEXT
- 音楽と生きるのか?音楽で生きるのか?
