大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

やりたいことを、「はじめるコツ」

   

人は「はじめられない」生き物です。

 

何かをはじめるということは、自分との戦い。

「自分」という、臆病で保守的で怠惰で自己評価の低い最大の敵を、
納得させ、その気にさせ、さらには行動を起こさせなくてはいけません。

 

まず、「今日じゃなくてもいいか」がある。
それから、「お金ができてから」があって、
「時間的に余裕ができたら」があります。

 

人間、「やりたい!」と思い立った時が一番エネルギーが出るもの。
そこからは、基本、エネルギーレベルは下降線です。
 

条件が整うのを待ったり、時期を見計らったりしているうちに、
やりたい気持ちはどんどん薄れ、エネルギーレベルは落ち、
気がつけば、やりたかったことさえ忘れてしまう。

 

そんな、「いつかやりたいこと」、
いや、「いつかやりたかったこと」のリストがどれくらいあるでしょう。

 

そうこうしているうちに、

人生はどんどん複雑になり、
仕事はどんどん多忙になり、
体力はどんどん衰えます。

気がつけば、あれもすればよかった、これもすればよかったと後悔ばかり。

 

そんな人生はごめんですね。

 

私の場合、「はじめる」にはコツがあります。

 

それは・・・お金をつかうこと。

 

「はぁ〜?お金ぇ〜?」と思うでしょうか?
ちょっと考えてみてください。

 

行きたかったコンサートに実際に行けるか行けないかは、
チケットを手に入れたかどうかが決め手になるのではありませんか?

お稽古事が身につくのは、お金を払ったからでは?

お金をかけてそろえた道具は、なんであれ、
やっぱり、もったいないからつかわなくちゃと思う。
だから、それなりに、練習するのではないですか?

 

 

「お金はエネルギー」とは、よく言われることばです。

 

「○○したい!」と自分の中から生まれたエネルギーは、
本来、行動という形で外に放出すべきなのですが、

なんだかんだと行動にブレーキがかかるなら、
「お金」という、シンプルで楽な方法で、
自分の内なるエネルギーを外側に出し、具現化してしまうのが正解ではないか。

 

すると、外に出た、具現化されたエネルギーの力で、
今度は自分が引っ張ってもらうことができるはず。

 

たとえば、ギターを上達したいと思ったら、ギターを買う。
そのギターの魅力に、今度は自分が引っ張られ、
練習をするようになる。

そのギターを誰かに見せたくなって、バンドをやる。
せっかくだから、もっと上達したいと思ってレッスンに通う。

 

旅行に出かけたいと思ったら、その思いを、チケットに変える。
そうすれば、チケットのエネルギーが、
必ず旅行に連れて行ってくれるようになります。

 

いかがでしょうか?

ひょっとしたら、私がケチだから、うまくいくだけなのかもしれませんが、
思い当たることがあったら、是非、やってみてくださいね。

 

36184679_s

 - Life

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

「自分じゃなくなりたい」?

「自分が、○○だったらよかったな。。。」   こんな風に思ったことのあ …

50分の2の法則

「世の中の“おもしろいヤツ”、“デキるヤツ”の存在確率は50分の2である。」 高 …

何を言われても、自分がぶれなきゃよくないですか?

少し前まで海外には、 「日本人はいまだにちょんまげ結って、着物着ている」 と思っ …

旅の準備がさくさく進む「持ち物リスト」

「週末から『びぃた(旅)』なんだよね」 「オレなんか、8月は10日間『出っぱなし …

まず、やれ。文句を言うのはそれからだ。

「あの程度のコード進行の曲なら、その気になれば何曲でも書けるぜ。」 「こいつ、こ …

「長期記憶のゴールデンタイム」にあなたは何を記憶しますか?

「受験生といえば、まずは『でる単』」。 『でる単』、すなわち、『試験に出る英単語 …

「自分の感性をリセットする」

一昨日の『The ワークショップ Show』を振り返って、 今日は自分自身のこと …

タイムプレッシャーを逆手に取る

「どんなときに名曲が生まれるんですか?」 というインタビューに、 坂本龍一は、「 …

「やりたいことなのにがんばれない」の7つの理由

「やらなきゃいけないって、わかってるんですけどね・・・」 「いや、本当にやりたい …

けなし上手 vs. 誉め上手

「MISUMIは音痴だからさぁ。」 「ほら、あんたって、お勉強はできるけど人間的 …