やりたいことを、「はじめるコツ」
人は「はじめられない」生き物です。
何かをはじめるということは、自分との戦い。
「自分」という、臆病で保守的で怠惰で自己評価の低い最大の敵を、
納得させ、その気にさせ、さらには行動を起こさせなくてはいけません。
まず、「今日じゃなくてもいいか」がある。
それから、「お金ができてから」があって、
「時間的に余裕ができたら」があります。
人間、「やりたい!」と思い立った時が一番エネルギーが出るもの。
そこからは、基本、エネルギーレベルは下降線です。
条件が整うのを待ったり、時期を見計らったりしているうちに、
やりたい気持ちはどんどん薄れ、エネルギーレベルは落ち、
気がつけば、やりたかったことさえ忘れてしまう。
そんな、「いつかやりたいこと」、
いや、「いつかやりたかったこと」のリストがどれくらいあるでしょう。
そうこうしているうちに、
人生はどんどん複雑になり、
仕事はどんどん多忙になり、
体力はどんどん衰えます。
気がつけば、あれもすればよかった、これもすればよかったと後悔ばかり。
そんな人生はごめんですね。
私の場合、「はじめる」にはコツがあります。
それは・・・お金をつかうこと。
「はぁ〜?お金ぇ〜?」と思うでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
行きたかったコンサートに実際に行けるか行けないかは、
チケットを手に入れたかどうかが決め手になるのではありませんか?
お稽古事が身につくのは、お金を払ったからでは?
お金をかけてそろえた道具は、なんであれ、
やっぱり、もったいないからつかわなくちゃと思う。
だから、それなりに、練習するのではないですか?
「お金はエネルギー」とは、よく言われることばです。
「○○したい!」と自分の中から生まれたエネルギーは、
本来、行動という形で外に放出すべきなのですが、
なんだかんだと行動にブレーキがかかるなら、
「お金」という、シンプルで楽な方法で、
自分の内なるエネルギーを外側に出し、具現化してしまうのが正解ではないか。
すると、外に出た、具現化されたエネルギーの力で、
今度は自分が引っ張ってもらうことができるはず。
たとえば、ギターを上達したいと思ったら、ギターを買う。
そのギターの魅力に、今度は自分が引っ張られ、
練習をするようになる。
そのギターを誰かに見せたくなって、バンドをやる。
せっかくだから、もっと上達したいと思ってレッスンに通う。
旅行に出かけたいと思ったら、その思いを、チケットに変える。
そうすれば、チケットのエネルギーが、
必ず旅行に連れて行ってくれるようになります。
いかがでしょうか?
ひょっとしたら、私がケチだから、うまくいくだけなのかもしれませんが、
思い当たることがあったら、是非、やってみてくださいね。
関連記事
-
-
「すごい人」と、自分との距離。
どんな分野にも、すごい人というのはいるものです。 すごい人に出会う度に、自分の凡 …
-
-
「動画、まだヨコで撮ってるんすか?」
まわりにナマイキなことを言う「若者」が増えてきました。 いや、正確に言うと、かつ …
-
-
「やるっ!」と決めた時から、旅ははじまっている。
「がまん」という言葉が嫌いです。 やりたいことこそ、やるべきことで、 やりたくな …
-
-
めげない心を持つ人を、 「才能がある」というのだ。
「やりたい!」と思いがほとばしることは、必ずできる。 自分にはそれを可能にするだ …
-
-
カラダを粗末に扱わない。
カラダは神様がくれる、生涯たったひとつの大切な宝物。 大切につかえば、ちゃんとこ …
-
-
人生のベストタイミングは「やりたい」「やらなくちゃ」と、ひらめいた時
“Never too late”は私の信条のひとつでもあ …
-
-
「それは、MISUMIさんが無理だって思っているからです」
後に圧倒的な成功を手にすることになる、 ある若き女性と、 食事をしていた時のこと …
-
-
どうせ見えない未来なら、明るい側面だけを期待して生きる。
「MISUMI、そんなことしてて、将来どうするつもりなの?」 思春期の頃から、ア …
-
-
コミュニケーションは、あきらめたら負け。
日々、ティーンエイジャーから還暦越えまで、さまざまな世代の、さまざまな境遇の人た …
-
-
ティーンエイジャーという名の憂鬱
プライベートレッスンでは、事務所さんやレコード会社さんから、活躍中のアーティスト …

