「がんばれる」仕組みをつくる
2015/12/20
世の中にはがんばれる人と、そうでない人がいます。
がんばれる人からすると、がんばれない人は、
単に「やる気がない」とか、「努力が足りない」となるわけですが、
実は、がんばれない人にとって、最大の悩みは「がんばれないこと」。
もちろん、がんばれる人にとっては、なんとも謎なキーワードで、
「何言ってんの?やりゃいいのよ。やりゃあ。」
と、けんもほろろに言い放ちがちですが、
ものを教える人間としては、そうはいかない。
今日は、がんばれない人が、がんばれるための仕組みについて書いてみます。
私のブログの師であり、
仕事を楽しくするブログとして有名なシゴタノ!の大橋悦夫さんは、
すべてを日常のルーティンワークに組み込むことを勧めます。
大橋さん曰く、ご自身は、何かを続けるのが苦手なタイプ。
なので、やらざる終えない、
思わずやってしまうための仕組みをいつも工夫していると言います。
たとえば、カツゼツの練習に『あめんぼの歌』のコピーをさしあげたら、
それをパウチ加工して、お風呂場に置いていると言っていました。
湯船に入って、まず一番にするのは、『あめんぼの歌』を朗読すること。
その習慣は数年にわたり続いたようです。
(最近、お目にかかっていないので、今はどうなのか不明ですが)
また、大橋さんがジョギングを始めたとき、こんなことを言っていました。
「自分が朝食を取る椅子の上にウエアをそろえてから寝るんです。
朝起きると、ウェアが邪魔で、仕方なく着る。
すると、せっかくだから、ちょっとだけ走ろうと思う。
走り出すと、走れるんですね。」
大橋さんは、その後、フルマラソンにまで出場されました。
ちなみに、私自身も、ひとつの運動を続けることは非常に苦手なタイプです。
新鮮に感じるうちはいいのですが、
慣れてくると、面倒になる。
あっちが痛い、こっちがだるい、仕事が忙しい、
書き物しなくちゃ、作品を作らなくちゃ・・・といいわけをして、
サボりがちになり、気がつけばやらなくなっている。
そこで、発想の転換。
続かないことを続けようと思うからつらくなる。
そもそも、運動をするのは、シェイプアップと健康維持のため。
だから、別に、同じことを「続ける」必要はないのです。
そこで、「飽きたらさっさとやめて、次の新しいものに挑戦する。」
というスタイルに切り替えました。
入ってはやめたジムやエクササイズスタジオなどは
10件以上にのぼるでしょうか。
ジャズダンスに、マシンジム、エアロビクス、
水泳、ボクササイズ、ヨガ、ホットヨガ、ゴルフレッスン、
パーソナルトレーナー、ジョギング、・・・
さらには、自宅でできるエクササイズDVDも、山のように持っています。
どのエクササイズも、はじめは熱中し、結果を出しながらも、
数ヶ月から2〜3年続けては、やめる。
やめると、気持ちが焦り、
次に興味の持てるエクササイズを探す。
みつけると、会員になったり、ウェアを買い込んだり、ギアを買ったり、
DVDを買ったり・・・それなりに資本を投じる。
そして、しばし熱中し、結果が出て盛り上がり、
やがて飽きて、やめる。
それでも、とりあえず本来の目的は果たしているので、よいわけです。
自分は続けられない。
だから自分はダメなんだ・・・。
そんな風に思う前に、
・なぜ続かないのか?
・自分が今まで続けてきたことはなにか?
・それを続けられたのはなぜか?
・続けたいことの、本来の目的はなにか?
・その目的を果たすために、これを続ける必要が本当にあるのか?
・その目的を果たすために、どんな仕組みが考えられるか?
と、自問してみましょう。
使うのは「感情」ではなく「頭」なのです。
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