言霊。声霊。
忘れられないことばというのがあります。
言った本人は、単なる会話の流れで、何の気なしに言ったことばかもしれない。
その場の雰囲気で思わず口から出た、翌日にはすっかり忘れていることばかもしれない。
でも、言われた本人の胸に深く刻まれて、
そのことばがその人の次の10年、20年を左右してしまう。
ことばの力って本当にすごいものです。
そして、そう思うと、ことばはやっぱり生き物で、
人の口から発せられた瞬間に、命を吹き込まれ、
人々に影響を与えていくものなのだなぁと思うわけです。
だから、ことばを発するときには最新の注意を払わなくてはならない。
人生のあらゆる場面で、あらゆる人に向けて発する自分のことばが、
もしも、彼らの心に残るのなら、
可能な限りポジティブなメッセージとして残って欲しい。
発する人の思いや真心のこもったことばの生命力は、またひとしおです。
そして、もちろん、大切なのは、それを伝えるときの声とパフォーマンス。
“it’s not what you say, it’s how you say it”
と言われるように、
同じことばでも、語り方によって、大きくその影響力に差が出ます。
生命が宿るのはことばだけではない。
発せられた瞬間に、その声にも命が宿る。
もしも一生で、人と話せる時間、歌える時間が決まっているとしたら。
一言、一言。
一声、一声。
心を込めて、一所懸命発していきたいと思うのです。
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