大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

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時間の密度を高める集中のコツとツボ

   

作品をつくりあげるとき、
制作現場で、
そして、トレーニング、練習、リハーサルで。
集中力は時間の密度を変えます。

集中力が上がらないと、
何時間やっても、結果は出せないもの。

一方で、が〜っと集中することで、
これまで何時間のかかってやっていたことが、
いきなり短時間で終わったりもします。

 

集中力を高めるにはコツとツボがあります。

今日は、集中することが苦手という人のために、
『時間の密度を高める集中のコツとツボ』を、
思いつくまま、ランダムに書いてみます。

 

1.情報を遮断すること。

飛び込んでくる情報はノイズとなって思考の流れを変えます。
スマホの電源を切る。
Wifiの接続を解除する。
固定電話は引っこ抜く。

天候の移り変わりや、外の景色の変化もある種の情報です。
そんなことで心を奪われる人は、真夜中に作業する、
もしくは、
窓があるなら、カーテンを引きましょう。

 

2.音を遮断する。

音楽の仕事をしている人なら他の音を遮断するのは当然ですが、
一般の人でも、生活音やBGMなどは思考のノイズになり得ます。

もちろん、これに関しては人それぞれ。

逆にBGMがないと集中できないという人もいますから、
コード進行やドラムのフィル、音楽の場面展開などに、
心を奪われないなら、BGMを利用するのもいいかもしれません。

部屋の外の音を遮断するというのが目的なら、
音楽よりも自然音をお勧めします。

お勧めは「川のせせらぎ」という自然音。

「波の音」もいいですが、
波の音が静まったときに外界の音が気になるときもあります。

「雨」もいいのですが、
「雷」の入っているものはドキドキしそうでいただけません。

 

3.視界を制限する。

部屋中煌々と灯りをつけていると、
ついつい部屋の隅にある余計なものが目に入ってくるものです。

不要なものが視界に入ってくると、
別の思考の流れに迷い込んでしまうこともあります。

ひとたび集中していれば、
無用なものは目に入らなくなるものですが、
集中するのが苦手な人は、
まず片付ける、
部屋から一切不要なものを運び出す、
作業台だけにスポットを当てるなどの工夫が有効です。

 

4.思考の寄り道をシャットアウトする。

どんなに高名なお坊さんでも、
なかなか無我の境地には達することはできないといいます。

人間には思考がやってくる。

例えば、作業に集中しているときに、
ふと、別の用事を思い出したり、
連絡しなくちゃいけない人のことを思い出したりすることは
頻繁に起こります。

ここで大切なのは思考の傍系に迷い込まないこと。

思わぬ思考が流れ込んできたとき、
迷わず集中し続けるためにすべきことは、
その思考の種をメモや手帳に書き残してしまうこと。

書いた瞬間にその思考は脳の中で不要になります。
忘れてしまって大丈夫なので、
また主流の作業に集中できるというものです。

 

5.自らにタイムプレッシャーをかける。

もっと時間があれば、
じっくり時間をつかっていいものをつくれるのに・・・

もっと練習時間がたっぷり取れたら、
もっと上達するのに・・・

そんな風に思う人は多いでしょうが、
実は、集中力が最高に発揮されるのは、
時間の制約があるときと言われています。

作曲家が名曲を書けるのは締め切りの前日。
(当日の朝、という人も知っています・・・)

結局、「集中せざるを得ない状況」というのを演出して、
どこかで火事場のバカヂカラ的な力をつかうのが一番なわけです。

 

 

いかがでしょう?

時間の密度が高まると、
びっくりするくらい、いろいろなことの成果が上がります。

早速この週末からチャレンジしてみませんか?

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