人生を変えてくれた、最善と最悪に感謝する
2015/12/20
最近、自分の人生の棚卸し作業というのをしています。
長年生きているというのもありますが、
この人生、びっくりするほどの数の人たちに、
ひとかたならぬお世話になっていています。
そんな、1人1人の方たちにいただいたご縁のおかげで、
今、自分がこうして、ここにいられるということを確認するほどに、
感謝の念でいっぱいになります。
そうした、ひとり、ひとりの顔を思い浮かべると、
その人たちが、してくれたこと、言ってくれたこと、
出会わせてくれた人たち、
しないでくれたこと、止めさせてくれたこと、などなどが、
人生に与えた大きな影響について、思わずにいられないのです。
かつて、ヒット曲を連発した有名ディレクターさんが言っていました。
「何十万枚売れたとか、そういう数字はひとかたまりの大きな数字じゃない。
地方の小さなCDショップで、1枚のCDを手に取って、
レジに並んでくれた、ひとりひとりの子たちが、何十万人いたんだってことを、
絶対、忘れないでおこうと思うんだ。」
自らの人生を年数ではなく、
出会いのひとつひとつの数で計り直してみる。
音楽に、出会うきっかけをくれた人。
続ける自信をくれた人。
「こんちくしょう。今に見てろよ!」と思わせてくれた人。
一緒に歩んでくれた人。
さまざまな選択を迫って、自分の中の優先順位を確認させてくれた人。
未知なること、素晴らしいことを教えてくれた人。
死んだ方がまし、と思わせてくれた人。
自分自身と向き合うきっかけをくれた人。
勇気や希望をくれた人。
挫折感や絶望や悲しみをくれた人。
一緒に夢見てくれた人。
夢を取り上げようとしてくれた人。
人生の節目節目に、たくさんの人たちがいました。
たくさんの人たちのおかげで、人生に節目ができました。
アメリカの黒人女性歌手、グラディス・ナイトが、
かつてレコードジャケットに、
「人生に起こった素晴らしいことと、最悪なことに感謝します」
というコメントを書いていて、
いつか、こんな風に言えるようになりたいと思ったのを今でも覚えています。
苦しいことや、悔しいことが、自分を強くし、押し上げてくれます。
自己嫌悪が、ガッツや欲望を駆り立ててくれます。
自分がしてもらったことを、後進に返していきたい。
自分が経験した、苦悩を、ひとりでも多くの人が、
経験しないですむよう、手助けをしたい。
ひとりひとりにお返しはできないから、
Payforward。
次の世代に、感謝と愛をもって、お返ししていくことが、
使命なのだ、と感じています。
そんな風に、感謝と愛が、次の世代、そのまた次の世代へと伝わるといいな。。。
関連記事
-
-
「すごい人」と、自分との距離。
どんな分野にも、すごい人というのはいるものです。 すごい人に出会う度に、自分の凡 …
-
-
センサー、壊れちゃったんですね。
先ほど、今日発行するメルマガを書き終えました。 今日のメルマガは、 『自分のカラ …
-
-
「なんで電話番号わかったんですか?」
今日、来客中に電話が鳴り、 リビングにいたジェフ夫さんが対応してくれたようなので …
-
-
「学び」とは、夢を叶えるためにあるのだ。
「先生はさぁ、こどもの頃、何になりたかった? パイロット〜?それとも、プロ野球選 …
-
-
遠慮すんな!
自分の意見をハッキリ言うせいか、 疑問をすぐに口に出すせいか、 はたまた、やりた …
-
-
行き詰まりを感じたら、まず「行動」。
火曜日からワーケーションで伊豆に来ています。 環境が変わったせいか、 過去を振り …
-
-
夢を叶えるステップは、「仕込む」「 堪える」 そして、「戦う」。
先日ClubHouseで諸先輩方が、 次世代をになう若者たちに、 自分たちの若い …
-
-
ハードでもソフトでもなく、「ヒューマン」ですね。
現在、マジカルトレーニングラボのサイトのリニューアルで、 才能あふれるデザイナー …
-
-
なんだ、カラオケって、楽しいじゃんっ!
あたくし、今さら言うのもなんですが、 実は、カラオケが大の苦手でした。 これ、ミ …
-
-
不安を煽る「洗脳営業」に騙されない!
心が弱くなる時というのは誰にでもあります。 不安なとき。 自信が揺らいでいるとき …
- PREV
- 体重計に乗っていますか?
- NEXT
- 「変化」を恐れずに生きる

