「会いたい」というエネルギー
卒業式で「じゃ、またね」と別れて、
それきり一度も会っていない友達、何人くらいいますか?
毎日、学校で、なんの積極的な努力をしなくても、
顔を合わせることが自然であった同い年の仲間たち。
しかし、ひとたび、学校という「場」を離れると、
連絡を取ったり、スケジュールを合わせたり、待ち合わせをしたり・・・
ただ「顔をあわせる」、「おしゃべりをする」ということが、
どれほどエネルギーのいることなのか、はじめて気づきます。
そうしたエネルギーをつかうことと、
その「誰か」と会うことによって自分が得られる「何か」を天秤にかけ、
会うことで得られるバランスが勝ったときに、
人は、その「誰か」と積極的に会う機会をつくるものです。
「何か」はいわゆる物質的な「メリット」とは限りません。
一緒にいることで、幸せな気分になったり、
おしゃべりしてスッキリしたり、
なんだか元気をもらったり。。。
それらも充分、相手からもらう「何か」です。
「またね」と言ったきり会えない「誰か」は、
自分にそんな「何か」を見出していないのかもしれないし、
自分自身が、その「誰か」に「何か」を見出せないのかもしれない。
人間関係は、広い意味で、Give and Take です。
そうやって、10年、20年経って、一度も会っていない誰かを思うほどに、
ずっとずっと、会い続けてくれる友たちや、
たった今、そばにいて、
自分に会うための努力をし続けてくれる人たちに、
心からの感謝の念を抱きます。
人生でどれだけの多くの人たちと出会っても、
大切にできる人数は限られています。
友と呼べる人の数は、おそらくそう簡単には増えないでしょう。
ブログを通じて、私の文章を読んでくれるみなさんも同じです。
これだけの情報があふれている世の中で、
毎日のように私のブログにアクセスし、
文章を読む時間をつくってくれ、
そして「いいね」をクリックしてくれる。
ときには、コメントまで残してくれる。
こんなにありがたいことはありません。
こんな私や、
私が書き綴る世界のために、
エネルギーをつかってくれる人たちが、
これほどたくさんいることは、本当に心の支えです。
そんな人たちに、少しでも、たくさんの「何か」を
与えられる存在でいたいと、心から思うのです。
いつもありがとう。
関連記事
-
-
作業量の多さにひるまない
英語を勉強しはじめたとき。 英語の辞書の重さをずっしり感じながら、 「こんなにた …
-
-
歌と「向いてない」とクソまずいケーキ
「歌がうまくなりたいんですけど、なにをしたらいいですか?」 と質問されると、反射 …
-
-
かっこ悪いけど・・・「ギックリ腰」
さて、連日、いい感じでカッコよくLondonの街を闊歩している(かのように見せか …
-
-
「目障りなヤツ」で行こうっ!
「あいつ、なんか目障りなんだよな。 なにがってわけじゃないんだけど、なんか態度が …
-
-
「自分の常識は他人の非常識」
「私なんて、ごく普通だから・・・」 という風に言う人は、本当にたくさんいますが、 …
-
-
「動画、まだヨコで撮ってるんすか?」
まわりにナマイキなことを言う「若者」が増えてきました。 いや、正確に言うと、かつ …
-
-
旅に出よう!
「外国語を知らない者は自分自身の言語について何も知らない。」 と言ったのは文豪ゲ …
-
-
人生のワームホールに飛び込む
大好きな作家、ロバート・A・ハインラインの小説の中でも、 とびきりワクワク読んだ …
-
-
予定調和をぶっ壊せ!
どんなにイケててカッコいい人にだって、 だっさい時代やダメダメな瞬間は絶対あった …
-
-
はじめる年齢が若くたって、ダメな人はダメなんです。
「なにかをはじめるのに遅すぎると言うことはない。」 さまざまなところに、そんな言 …


Comment
漂流中に偶然この記事に流れ着きました。
10年20年たっても趣味のような舞台に足を運び、こちらからも運ぶ……そんな友人がひとりいることが改めてとてもありがたいことだと思い不覚にもうるっときました。
他の記事も少しずつ読ませていただきます。
>yukiさん
ありがとうございます。
こうしたコメントをいただくこと、とても嬉しく思います。