「一部」は「全部」
足の薬指を骨折したことがあります。
発熱まではいきませんでしたが、
一日中、なんともカラダがだるくて、不思議な気持ちになりました。
さらに言えば、足の薬指と言えば、
普段つかっていると意識もしていないような地味な指。
それなのに、ギブスを取ってもしばらくカラダのバランスが悪く、
歌っていてもパワーが出ませんでした。
人間のカラダの「一部」は「全部」なんだと、
B’Zの歌のようなことをしみじみ感じたものです。
声の調子が悪いとき、
ノドや声帯のことばかり気にする人がいますが、
こちらも同じ。
「声」や「ノド」だけが、
人間のカラダの中に独立して存在しているわけではありません。
声の調子が悪いときは、
全身になにか起きていないかをチェックするのが基本です。
例えば・・・
風邪をひいていないか、
寝不足じゃないか、
疲れていないか、
気分が落ち込んでいないか、
ストレスはたまっていないか、
凝りや、こわばりがある場所はないか、
アレルギーではないか、
胃腸の調子を落としていないか、
お肌の調子が崩れていないか、
生理中じゃないか、
鼻炎はないか。。。。etc.etc….
え〜?そんなこと、関係あるんですか〜?
みたいなことが、実は声に大きな影響を与えている、
というケースが多々あるものです。
声の不調から病気がみつかることもあるくらい、
カラダの一部は全部とリンクしています。
もっと言えば、一日、一日の生き方が、
音楽家としての人生とリンクしている。
いい声になりたかったら、健康でパワフルに生きる。
いい歌を歌いたかったら、魅力的な人間になる。
いいパフォーマンスをしたかったら、日常レベルで自分を追い込む。
一部は全部。
今日、この瞬間も、自分という人生。
大切に過ごしたいものですね。
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