パフォーマーなら「好かれたい」自分を恥じない!
2015/12/15
人前で歌う、演奏する、演じる、など、
パフォーマンスをする人は、いわゆる人気商売。
「人に好かれたい」が当たり前です。
そして、同じ好いてくれるなら、性格の歪んだ男のように、
「お前みたいな不細工、オレくらいしか相手にしてくれないだろ。」だの、
「しかし、お前はデブだなぁ。それに比べ○○ちゃんはそそるよね〜」などのように、
こちらの気分を害すことで注意をひこうとする人や、
上からモノを言って自分の支配欲を満たそうとする人よりも、
素直に、「素敵だね」「魅力的だね」と褒めそやしてくれる人の方が、
絶対の絶対にいいに決まっています。
そうです。
「好かれたい」も「誉められたい」も、ごく当たり前の感情。
ところが、
「人に好かれたい」「人に誉められるのが好き」と
はっきり認めることを恥ずかしいと思う人や、
他人にそう悟られることを恐れる人、
また、人に誉められることを居心地悪いと感じる人に実にたくさん出会います。
今日は、先日の『自意識の暴走を屈服させる』の続編的に、
ティーンエイジャーを中心によく見受けられる、
こんなややこしい感情について、思いつくまま書いてみたいと思います。
「人に好かれたい、誉められたいと、悟られることが嫌」
と感じてしまう大きな原因のひとつに、
「お前なんか、好きなわけないだろう」
「そんなんで、誉められると思ってるのか?」と、
自分の気持ちを拒絶されて、がっかりしたり、傷ついたりするのがこわい、
という自意識があります。
人は誰だって、否定されたり、拒絶されたりするのは恐ろしいと感じるものです。
自分のファンだと思っていた子が、実は別のメンバーのファンだったり、
思いを寄せていた子が、実は自分の友達を好きだったり・・・
そんな仕方ないことを、しかし、恐れるのは間違いです。
誰かに振り向いて欲しくて、一所懸命努力する。
時にそれが鬱陶しいと思われようと、人に馬鹿にされようと、
「好かれたい」「誉められたい」のエネルギーが強い人ほど、
どんどん貪欲に成長していかれるものです。
人の顔色をうかがうことも、好かれるにはどうしたらいいかと模索することも、
成長過程では必要なこと。
むしろ、「どうせオレなんか」といじけたり、
他人にどう思われようと全然気にならないような態度を取るよりも、
圧倒的に成長が早いはずです。
誉められることが居心地が悪いと感じるほど自意識が高すぎたり、
自己評価が低すぎたりする方がよほど問題なのです。
キレイでありたい、カッコよくいたいと思うのも、
優れたパフォーマーになりたい、人を感動させたいと思うのも、
すべて、「人」を意識してのこと。
無人島にたった1人でいて、
自分がどう見えるかを心配する人なんかいないはずです。
だから、「好かれたい」「誉められたい」自分を認める。
時には、そう宣言してみる。
余計な自意識から自由になって、エネルギーを解き放ってこそ、
自分のポテンシャルを最大限に生かせるはずです。
<Day-to-day>
昨夜25時からFM Nack5の『ミュージック・ライズ~JALホノルルマラソン2015~ ギター☆マン2本立てスペシャル!』で、パーソナリティの山本昇さん、ウジキツヨシさん、大槻啓之(さん)、篠田元一さんとおしゃべりをさせていただきました。
音楽のこと、(しばらく走れていないくせに)「走る」こと、持参した10年日記のこと、
いろいろと話が盛り上がり、楽しい時間を過ごさせていただきました。
帰宅したのは午前5時。。。最近の疲れもどっと出て、今日は風邪気味でダウン。
たまには、一日眠る、というのもいいものだなぁと、感じる夜です。
*今日から思いつきで、編集後記的に、こんな日々のノートをつけてみようと思います。 続くかはわからないし、タイトルも変わったりするかもしれない。蛇足と感じる人もいるかもしれないけど・・・とりあえず、やってみたいことは実行してみようかな、と(^^)
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Comment
この観点を、悩んでいる人がどれだけ多いことか!それを言って下さったのは,素晴らしいと思います。
>DBさん
ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。