大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

自分を生きる。 自分を愛する。

      2019/04/20

日々、たくさんの人と会い、
実にさまざまな事柄をさまざまな角度から、
見たり、聞いたり、考えたりする機会をいただいています。

これは本当にすごいことです。

 

凝り固まりそうになる自分の価値観や、
ものの見方に一石投じ、意見してくれる人や、

まとめきれない自分というコンテンツを、
ものの見事に整理整頓してくれる人、

手の届かない世界にいながら、
私の想像力を刺激したり、エネルギーをくれたりする人、

会う度に清らかなオーラで私を包み、無条件に応援し、
友情や愛情を送ってくれる人などなど・・・

自分にとって、
本当にありがたい、
ポジティブな関係性の人もいれば、

 

こういう行動はしたくない、
こんな風に人にものを言うべきではない、
と感じてしまう、
どうにも好きになれない人や、

自分の人生には存在しなかったことにしたくなるほど、
共にいるだけで不愉快に感じる人、

さらには、「はぁ〜?ふざけんなっ!」と、
人目をはばからず絶叫したくなるような、
A○○h○○eな方たちなどなどもいます。

おかげで日々、さまざまな感情を揺り動かされ、
洪水のような情報と、
それらを処理するための最新の方法、
両方をダウンロードし続けているようです。

 

まぁ、我が愛しの(いい加減寿命の)iphone6よろしく、
私自身のキャパやスペックが不十分で、
思わず脳内がフリーズすることも、
再起動が必要なときも、多々ありますが、

それでも、ひるまずに、

未知の価値観を持つ人たちの中で自分を試し続けることは、
自分というコンテンツに、
新たな価値を見出す秘訣なのだとしみじみ感じます。

同時に、

どんなに新しい情報で脳内を満たし、
別世界で生きて来た人たちと交流し、
あたかも、別人のように自分自身を飾ってみたところで、
自分の本質は何にも変わらない。

いやむしろ、
どんどん自分の本質が純化され、
本性がむき出しにされていく。

完コピを繰り返しているときの感覚も、まさに同じでした。

モノマネをするほどに、
自分のオリジナリティがくっきりと浮き彫りにされていく。

自分を他の色に染めようともがくほどに、
自分自身の色が鮮やかに浮かび出す。

 

そうやって、つかみとった自分のアイデンティティは、
けして自分を裏切りません。
絶対に放してはいけない、本物のアイデンティティです。

 

結局人は、自分以外のなにものにもなれない。

だから、自分を極めるのだ。

誰になんと言われようとも、
自分自身がつかみ取った自分の本質、
価値観は、けして汚されることなどないのだから。

自分を生きる。
自分を愛する。

そしてね、
そうやって、本気で自分自身を尊重し、
愛することができるからこそ、

人を本気で尊重し、
愛することができるんだ。

 

長いトランスフォーム(変態)の時期を、
ようやく終えようとしています。

ようやく、また、動き出せそうです。


第3期(0期から数えて4期目)のインストラクター養成コースの受講生を募集を開始いたします。
非常にハードルの高い、密度の濃い講座です。締め切りは4月末日。詳細はこちら。

 - Life

  関連記事

「ときめかない」ものは、「ときめかない」。以上。

こどもの頃から、アイドル歌手というものに、 ホントに興味が持てませんでした。 友 …

「うまくいかないとき」のことを一生覚えていよう

ときどき、うまく行かなかったときのことを数え上げてみたりします。   …

スキマ時間が自分をつくる

大学の新学期がはじまりました。 毎年、新学期がはじまってから数週間、 大学の授業 …

「好き」を極める。

「好き」にもいろいろあります。 なんとなく好き。 どちらかと言えば好き。 結構好 …

ウサギとカメはどっちがすごい?

私の生涯の夢のひとつに、 「徒競走で旗の下に座りたい」というのがあります。 笑え …

才能ってなんだ?

こどもの頃から、カラダをつかって表現したり、 スポーツで才能を発揮したりしている …

臨界点を突破する

「どんなに練習しても、高い声が出ない」 「毎日ボイトレしているのに、声量が上がっ …

バンド仲間の悪口は言わない

もう何十年も前のこと。   大好きなメンバーと、かなり楽しくやっていた …

欲しい情報は、ありとあらゆるところにみつかる

「カラーバス効果」ということばをご存じでしょうか?   心理学用語で、 …

キレたら負け

好戦的な人というのは、どこにいってもいるものです。 まず、仕掛けてくる。 自分の …