「直感」がすべて。
「あ、この人、きらい。」
若い頃から、会った瞬間に、
相手の好き嫌いを決めてしまうようなところがあります。
相手を深く知るほどに、
「あぁ、こんなにちゃんとしている人なのに、
あたしったら・・・」
「感じてたほど、悪い人じゃないじゃん!」
などと思い直して、
ちょっとずつ、相手のいいところにフォーカスできるようになる。
その人と仲良くすることで得られるメリットや、
おつきあいすることで、
繋がることのできる人たちのことを考えたりする。
そうやって、
「おとなのおつきあい」ができるようになってはきました。
しかしです。
そうやっておつきあいしてきた人には、
もうね、必ずといっていいほど、
ものすごく嫌な想いをさせられるんです。
傷つけられたり、
罵倒されたり、
理不尽なことを言われたり。
「え?この人、こんなことしちゃうんだ?」
みたいな、
あり得ないことをされたり。
そうやって、
潜在意識のメッセージを無視したことを、
何度後悔してきたことか。
ドキドキすることしかしない。
心の底から好きと感じられる人としか付き合わない。
スピリチュアルなことはよくわかんないけど、
あたしは、そんな直感、
おそらくはどこかからのメッセージを追いかけて、
ずっと追いかけて、ここまで来ました。
そうした負の存在がこの人生に登場することにも、
もちろん意味はあります。
徹底的に傷つけられなければ
気づけなかった自分の弱さに気づかされたり、
負の存在にエネルギーを奪われそうになって、
はじめて自分のまわりには、
どれほど素晴らしいもので満ちているかということを
再確認させされたり。
しかし、しかし、しかし。
大切なのは、ワクワク、ドキドキ。
なんかよくわかんないけど、
この人、好き。
これ、大好き。
そんな「理由付け」できない、
左脳では絶対答えの出ない直感。
直感だけが、
根拠であり、動機であり、
生きる指針のすべてなのかもしれない。
そろそろね。
認めようぜ。
好きなものは好き。
嫌いなものは嫌い。
理由なんかいらない。
That’s it.
関連記事
-
-
「完コピって、どんな曲したんすか?」
先日、語りはじめたら止まらなくなった、完コピのお話の2回目。 最近、昔、完コピし …
-
-
「どう記録するか」より、「どう記憶するか」
スマホの時代になって間もなくのこと。 こちらが、それはもう夢中で、 なかなかいい …
-
-
ちゃんと仕事しろっ!
NYに住みはじめて、 寮の自分の部屋に電話を引き込むため、 電話会社に出向いたと …
-
-
欲しい情報は、ありとあらゆるところにみつかる
「カラーバス効果」ということばをご存じでしょうか? 心理学用語で、 …
-
-
年齢を重ねることは「変化」であって「劣化」ではない。
「今さら」、「この年で」、などとということばを聞くたびに、 本当にいらっとします …
-
-
自己肯定感を高めるためにやるべき、3つのこと。
歌はメンタルが9割。 自己肯定感を高めることは、ヴォーカリストにとって、 パフォ …
-
-
人には、人の「道筋」がある。
学生時代、得意だった科目に『論理学』があります。 一般教養の範囲ですし、 正直、 …
-
-
ワードを変えれば、自分が変わる
有名な心理学の実験で、 「スタンフォード監獄実験」というのがあります。 ごく普通 …
-
-
「強制OFF日」=ジャミーデーをつくる
命の次に大好きな音楽が仕事になった20代の頃は、 24時間音楽のことが頭から離れ …
-
-
それはプラシーボじゃないのか?
いい楽器は、いい音がする。 名のある歌手は、やっぱりうまい。 高価なフルーツは、 …
- PREV
- 生きるって、信じることなんだ。
- NEXT
- 自分を生きる。 自分を愛する。

