ねつ造できない感動が、人の心を動かす。
How じゃなく、Why。
このブログでも幾度となく取り上げてきているこの命題は、
私の人生のテーマでもあります。
やりたくないことは一所懸命できない。
一所懸命できないことでは成功しない。
やらなくちゃいけない、という理由で何かをやらない。
命をかけてやりたいことなら、
どんなに困難に思えても、絶対にいつかできる。
方法論ばかり、どれだけ並べ立てても、
自分にとって意味のないこと、理由のないことは、
絶対に形にならない。
How じゃなくてWhy。
どんなに形ばかりこぎれいにまとめても、
取り繕っても、
“Why”の見えてこない音楽は人の胸を打たないもの。
テクニックを磨いたり、
表現力を身につけたりするのは、
カラダの中で暴れている、
どうしようもない思いを音にして外に出したいから。
心の声に耳を傾けても、
何にも聞こえてこないのに、
技術や表現力を身につけても、
空っぽな風景をキャンパスに収めるのと同じ。
そこからはなにも生まれないのです。
一方で、たとえ粗野な絵でも、稚拙な音楽でも、
心突き動かされる思いに乗せて出てくる音楽は、
人の心を動かすもの。
心の底からやりたいことなら、
いつか必ず出口はみつかるはず。
人は音楽を通して、絵画や、本や、
さまざまなアート作品、パフォーマンスを通して、
送り手の「心の叫び」を聴くのです。
人はエネルギーでしか人を感動させられない。
自分を突き動かす動機、
“Why”なくして、感動は生まれない。
人はときに、”How“ばかりを追い求め、
単なる方法論を会得したことが、
あたかも素晴らしいものを生み出しているかのような、
錯覚を感じてしまうもの。
ねつ造できない感動が、人の心を動かす。
クリエイトする人間、
表現する人間が、絶対に忘れてはいけない、
大切な、大切なことです。
関連記事
-
-
想像力は人の痛みを知るためにある。
2002年、 ふらっと訪れた旧友たちの住むニューヨーク。 以前住んでいたアパート …
-
-
成長痛を抱えて走れ。
今年前半は、 とにかくいろんなことが重なって、 頭の中がパツパツな状態が続いてい …
-
-
「答え」が違うのじゃない。そもそも「質問」が違うのだ。
ずいぶん昔のお話です。 雑誌の付録に「美人顔の条件」というようなの …
-
-
「すごいミュージシャン」って何だ?
「すごいミュージシャン」というと、 どんな人が思い浮かぶでしょうか? 派手なスー …
-
-
嫌なヤツはみな反面教師
「六本木行って! え?道わかんないの? あ〜、もういいよ。途中、こっちが言うから …
-
-
「プロじゃない」から、すごいんだ。
最近、セミナーや講演を通じて、 全国の音楽愛好家の方たちと接する機会が多くなって …
-
-
カッコよければなんだっていいじゃん。
歌を指導する立場にいながら、 口が酸っぱくなるほど言い続けていること。 「カッコ …
-
-
「あれが人生のピークだったって思いたくないんだ」
とある著名なヴォーカリストと共演させてもらった時のこと。 圧巻のパフォーマンスと …
-
-
ショートカットでいこうっ!
15年以上前のことになりますか。 買ったばかりの音楽制作ソフト=Logicを勉強 …
-
-
「あ!あれね」
人気コメディアン、マイク・マイヤーズ主演、 『ウェインズ・ワールド』という映画の …
- PREV
- 本当に大切なことは現場が教えてくれるんだ。
- NEXT
- 憧れを現実に変える力

