大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

「目障りなヤツ」で行こうっ!

   

「あいつ、なんか目障りなんだよな。
なにがってわけじゃないんだけど、なんか態度が気に障るっていうか・・・」

かつて、お仕事をしていた現場で、
そんな風に噂される男性がいました。

 

単に仕事ができない人はたくさんいます。
しかし「目障り」とまで言われる人はなかなかいません。

気になって、客観的に観察すると、
ものすごくマイペースな人で、
なにかと間が悪いようなところがある。

本人なりに、なにかと一所懸命がんばっているようですが、
周囲とかみ合わず、空回り気味で、それが周りをいらっとさせる。

たいへんそうだなぁ・・・と思ったものです。

 

それから10数年経った頃だったでしょうか。
彼が事業を興して大成功した、という話を聞きました。

冒頭で、彼のことを「目障りだ」と言っていた人が
「ま、ああいう変わり者が成功するんだね」などとうそぶいていたのが印象的でした。

 

なんか他の人と違う。
今風に言えば、「悪目立ち」する。
得体が知れない感じがして、すっきりしない。。。

 

人と同じように生きることに慣れた人たちは、
違和感を感じるものを容認できません。

 

違和感を感じるものがそこにあることが心地よくない。
だから、排除したいと思う。

それで、寄ると触ると、その人の特殊性を並べ立てて、
噂したり、物笑いの種にしたり、
時にはいじめの対象にしたりするわけです。

 

さて。

周囲の人間と同じ価値観を確認しあって安心しているその他大勢と、
悪目だちと言われようと、自分の価値観で必死に生きる一匹狼。

一匹狼の存在が際だって行くのは当然です。

 

その他大勢になんと言われようと、ひるむことはありません。

人にどう扱われようと、落ち込む暇もありません。
自分自身の価値観に正直に生きる。
物わかりいいふりをして、他人に流されない。

嫌なヤツになれと言っているのではありません。
自分らしくあれ、と。

共感と妥協は違うのです。

 

目障り、上等。
変わり者で行きましょうっ!

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Comment

  1. 石田 悟 より:

    『出る杭は打たれる』とは『だから目立っちゃダメ』という風なネガティヴな意味に捉えている人が多いですが、実際は違います。
    『打たるることを恐れる杭は朽ちる。出て打たれ、打たれて伸びるのが杭の本性である。』と続きます。
    僕の座右の銘としている名文です。
    ギタリストのルーク篁さんが聖飢魔II解散の時に『個性的であり続けることの勇気』ということをおっしゃってましたけど、似たような意味合いかとも思います。
    要は自分を信じる力と実行する勇気と続ける胆力かと思います。
    信念を貫くのは難しいけど大切なことですね。

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