自分が生きてきた時間を過小評価しない。
誰にでも、自分が取るに足らないと感じるときはあるものです。
傍からは、順風満帆に見えている人だって、
PCに顔を突っ込んで、
SNS上のキラッキラ活躍する友人、
知人の姿をサーフィンしながら、
あー、あたしって、しょぼいなぁ。
この人、かっこいいなぁ。。。と、
自分自身の力のなさにウンザリしたり、
頭打ちと感じられるキャリアにがっかりしたり・・・。
そうやって気持ちが弱くなっているときほど、
自分自身を激しくディスる人間に出会ったりもします。
思いあまって人に意見を求めれば、
とんちんかんな助言をされたり、
愛のない訓話をされたり。
そうやって、いろいろ気持ちが一周すると、
結局、自分以上に自分を理解できる人間なんか、
どこにもいない、ということが、
ますますくっきりとわかってきます。
「天は自ら助くる者を助く」。
小学校6年生のクリスマス、
サンタクロースから届いたカードに書かれていたことばです。
自分と向き合うことから逃げていては、
結局どこにも行かれません。
そんなとき、やるべきことは、
自分というコンテンツ、
自分のキャリアという資源の徹底的な棚卸し。
そして、それらに対して正統な評価を下していくという作業。
自分自身が生きた歴史、過ごした時間は、
どんなものにも代えがたい、自分自身の圧倒的な財産です。
誰にも奪えない。
誰にも見下したりできない。
「時間」というものの特別さ、大切さは、
絶対の絶対に不変だからです。
自分自身を、自分のキャリアを、
自分が生きてきた時間を、過小評価しないこと。
価値がないと思っていたようなことが、
思いがけない宝物だった、ということもあります。
忘れかけていた自信や自己愛を
取り戻すきっかけをくれたりもします。
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