自分が生きてきた時間を過小評価しない。
誰にでも、自分が取るに足らないと感じるときはあるものです。
傍からは、順風満帆に見えている人だって、
PCに顔を突っ込んで、
SNS上のキラッキラ活躍する友人、
知人の姿をサーフィンしながら、
あー、あたしって、しょぼいなぁ。
この人、かっこいいなぁ。。。と、
自分自身の力のなさにウンザリしたり、
頭打ちと感じられるキャリアにがっかりしたり・・・。
そうやって気持ちが弱くなっているときほど、
自分自身を激しくディスる人間に出会ったりもします。
思いあまって人に意見を求めれば、
とんちんかんな助言をされたり、
愛のない訓話をされたり。
そうやって、いろいろ気持ちが一周すると、
結局、自分以上に自分を理解できる人間なんか、
どこにもいない、ということが、
ますますくっきりとわかってきます。
「天は自ら助くる者を助く」。
小学校6年生のクリスマス、
サンタクロースから届いたカードに書かれていたことばです。
自分と向き合うことから逃げていては、
結局どこにも行かれません。
そんなとき、やるべきことは、
自分というコンテンツ、
自分のキャリアという資源の徹底的な棚卸し。
そして、それらに対して正統な評価を下していくという作業。
自分自身が生きた歴史、過ごした時間は、
どんなものにも代えがたい、自分自身の圧倒的な財産です。
誰にも奪えない。
誰にも見下したりできない。
「時間」というものの特別さ、大切さは、
絶対の絶対に不変だからです。
自分自身を、自分のキャリアを、
自分が生きてきた時間を、過小評価しないこと。
価値がないと思っていたようなことが、
思いがけない宝物だった、ということもあります。
忘れかけていた自信や自己愛を
取り戻すきっかけをくれたりもします。
◆世界初のヴォイトレ自己啓発小説、“Lennon〜ボクの声が叶えてくれたこと〜”、無料プレゼント中。詳しくはこちら。
◆ ビジネスマンのためのヴォイトレ・ワークショップBizLab(ビズラボ) 開講!詳細はこちら。
◆2019年7月7日(日)MTLワークショップ in 鹿児島 vol.3『ボヘミアン・ラプソディー』開催!
関連記事
-
-
現実が自分にフィットしないときに、 なぜ、自分を合わせに行こうとするのか?
生涯を共にできるようなメンバーになかなか巡り会えず、 日々バンドの人間関係に悩ん …
-
-
「あの頃は不便だったのよ」自慢
兄弟や友人に音楽通がいる人ならともかく、 昭和の時代に、 たったひとりで音楽を学 …
-
-
「あのね、わかる人と変わってください!」
先日、某携帯電話のS社に問い合わせの電話をかけました。 新規にiPadのセルラー …
-
-
確信だけが、人の心を動かす。
「MISUMIさん、バッチっす!OKです!」 レコーディングのお仕事では、 歌っ …
-
-
「変」なのか?才能なのか?
先日、とある会社にお勤めの、 才能あふれる、知的な若者とごはんしていた時のこと。 …
-
-
完成しない作品は、「作品」ではない
ずいぶん昔。 ユーミンがとあるラジオ番組で、 「美大で日本画を専攻していた」とい …
-
-
言わなくていいこと。言うべきこと。
言わなくてもいいことを、 「これはあなたのためだから」と、 上から言う人がいます …
-
-
人は、他人のにおいに「敏感」かつ「不寛容」なもの。
「角の○○さんのご主人、若い頃はカッコよかったのよ。 ハワイアンバンドにいたらし …
-
-
時代が変わって、「歌が好き」という人たちの思いは、 どれだけ変わったのだろう。
「困ったことがあったら本屋へ行け。 自分が困っていることは、他の人も同じように困 …
-
-
誰もが、自由に歌えるカラダを持っている。
もしも、何も考えず、なんの苦痛もなく、 どんな曲でも、素晴らしい声で自由に歌えた …
- PREV
- ヴォイトレ自己啓発小説を書きました。
- NEXT
- 「あの人、ノド大丈夫かな?」

