We Love You, Jeff! R.I.P.
「私、ホロヴィッツふくめ、全音楽家の中でジェフ・ベックが一番好きなんです!」
前のレコーディングが押しているからと通されたランドマークスタジオのロビー。
ソファには、アレンジャーの大槻啓之氏(ジェフ夫さん)が、先に来て、座っていました。
前回、初めて会って、ディレクションしてもらっただけ。
ふと(そういえば、この人、ギターリストだった)と思い出し、
会話の糸口になればと、私が口にしたのが、件のことばでした。
ジェフ夫さんの目がいきなりキランと輝いたあの瞬間のことは、
たぶん一生忘れません。
彼が「日本のジェフ・ベック」と呼ばれる人だと知るのは、
何ヶ月も先のことです。
その時の会話が縁で、
私がベックとゼップのトリビュートバンド”BEPP”に加入することになり、
ついでに「遠くのベックより近くのベップ」とばかり、結婚に至り、
以来、数え切れないくらい、一緒にジェフ・ベックの曲を演奏してきました。
だからね、私にとって、
いや、私たちにとって、
ジェフ・ベックは、文字通り、人生の一部なのです。
日本で一番、
「ジェフ・ベック」という名前を口にしたミュージシャンカップルであることは、
疑う余地がありません。
今朝、起き抜けに開いたPCで、
ギターリスト石渡輝彦さん(テリーさん)からの
「ジェフベック死んじゃったの?」というメッセージを見つけた時は、
まったく信じられず、
Googleでチェックして、即寝室に駆け込んで、
ジェフ夫さんに訃報を伝え、しばし二人で泣きました。
朝からジェフ夫さんのPCには、次々にお悔やみのメッセージが届いています。
ジェフ・ベックは私たちのことなんか知らないんだけど、
私たちはこんなにも、彼のギターに影響を受けて生きて来て。
なんだか不思議で、とっても淋しい気持ちです。
Thank you , Jeff.
We love you and admire you forever!
Rest in peace.

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