風邪に克つ方法
普段、どんなに目の前でゲホゲホやられても、
「そんな風邪は絶対にうつらない」、と豪語するくらい、
風邪をもらうことのない女でした。
業界で仕事をはじめ、
風邪で仕事に穴を開けたことはただの一度もありませんでした。
それなのに、あぁ、それなのに、
昨年、一昨年と、2〜3回に渡り酷い風邪をひき、
あげく、副鼻腔炎などというものまで煩い、
2~3ヶ月、誰かと会う度に、「風邪ですか?」と聞かれるという、
ボーカリスト人生初の絶不調を経験。
そうなると、選択肢は二つにひとつです。
「もう年だわ。」とあきらめるか、
それとも、もう一度、「風邪は絶対にうつらない女」になるか。
あれから丸一年。
一度も風邪らしき症状に悩まされることなく過ごし、
先週、ついにもらった風邪は、あっという間に治りました。
今日は、どうやら今の私には効いている「風邪に克つ方法」。
1.免疫力をあげる!
最も効いたのは、デトックスでした。
デトックスは何度か行ってきましたが、
昨年1ヶ月かけて行って、
その内臓機能の回復の素晴らしさを再確認しました。
メインで断ったのは、
カフェイン、アルコール、肉、粉もの、スイーツ、味付けの濃いもの。
代わりに、玄米、雑穀、野菜、フルーツ、豆類、ナッツ、
ビネガーやオリーブオイル、タンポポ珈琲などを中心に摂取。
今回は、サプリを導入して、
弱っていた腸のクレンジングも一緒に行ったおかげで効果倍増。
とにかく内側からカラダが元気になるのを感じました。
やはり根本的なカラダの強さ、丈夫さは、
カラダに負担をかけないことから生まれるのでしょう。
カラダが弱るから新陳代謝、排泄などがうまくいかず、
悪いものが滞るのか、その反対なのか。
忙しいとき、人は風邪をひきません。
交感神経が活発だと、免疫力が上がるという説が一般的で、
だから、緊張感のある毎日を送れ、というように言われますが・・・
一方で、ストレスが強いとストレスホルモンがたくさん分泌され、
カラダの免疫力よりも外敵への対応を優先する。
風邪の症状はすなわち免疫反応だから、
風邪はひいているのだけど、症状が出ない、という説もあります。
そのうちにどんどんカラダの免疫力が弱くなる。
そして、休みになったとたん、急激に具合が悪くなる、というもの。
昨年から、スケジュールを前もってブロックして、
休養や、レジャーを心がけているのも、
よかった気がしています。
2.風邪の初期から、ビタミンなどのサプリ、フルーツ、水をたくさん取る。
今回投入したのは、
・シナール(ビタミンC)
・BERROCCA(オーストラリアのビタミンB中心のサプリ)
・エキナシア(免疫力を高めるというオーガニックサプリ)
水はもちろん、コントレックス。
フルーツ山ほど。
やっぱり、カラダ修復を助けてくれるものを投入するのは不可欠です。
3.徹底的な保温と休養を心がける。
今回、大げさなくらい着込んで、可能な限りベッドにいました。
PCも開かないようにしました。
この季節に、長袖長ズボン、首タオル、マスク、
さらに布団をかぶって寝たおかげで2晩で8回寝間着を替えるほど
大量に汗をかきました。
ちなみに、熱はせいぜい微熱程度(37度もありませんでした)。
体温を上げて、休養を取ることで、
カラダは徹底的に菌と戦ってくれたようです。
4.たいしたことなくても、病院に行く。
本当は、自分の免疫力を試したかったのですが、
週の半ばから、ぎっちりと予定が詰まっていたため、
リスクは取れません。
あきらめて病院のクスリも飲みました。
自分を過信しないこと。
これも、風邪に克つ秘訣と思います。
5.のどの痛みに、スプレー!
以前はアズノールで徹底うがい派だったのですが、
外に出ることも多いと、なかなか気軽にうがいはできません。
今回、アメリカンファーマシーで見つけたのが、
プロポリス&エキナセアのスプレー。
これ、効きました。
味も悪くないし、痛みもすぅっと楽になりました。
のどのケアは声に来る前に、早めにが鉄則です。
必要以外、声を出さないことも大切です。
まだまだ風邪が流行っているようです。
私も、まだ100%完治ではないので、いい気にはなりません。
週末くらいは、しっかり休養を取りましょうね!
関連記事
-
-
くよくよ凹んだ時に試してみるべきことのリスト
どうにも自己評価が下がる時、というのは誰にでもあるものです。 思ったように仕事が …
-
-
人生のワームホールに飛び込む
大好きな作家、ロバート・A・ハインラインの小説の中でも、 とびきりワクワク読んだ …
-
-
「選択」が、人をつくる。人生を、決める。
「選択」が、人をつくる。 人生を、決める。 持って生まれた「器」は、もちろんある …
-
-
「あ、あれ、まだ書いてない」
「MISUMIさんのブログって、声や歌の話、ほとんどないですよね。」 そんな風に …
-
-
若い頃の努力は金✨
「若い頃の努力は金✨」。 若い頃そんな風に言われると、 なんだか強制されている感 …
-
-
バンドマンって、大変なんだ。
はじめて「フライヤー」ということばを聞いたのは、ニューヨークで初ライブをやったと …
-
-
作業量の多さにひるまない
英語を勉強しはじめたとき。 英語の辞書の重さをずっしり感じながら、 「こんなにた …
-
-
何才までロックします?
「外タレのチケットの値段をつり上げているのは、 ストーンズとポール・マッカートニ …
-
-
知的に怠惰になった時点でゲームオーバー
PCをつかって仕事をしていると、 日々、知識をアップデートする必要に迫られます。 …
-
-
努力賞はない。そんなものはいらない。
「努力賞はないからね。」 音楽業界で仕事をするようになって、 一体何回このことば …
- PREV
- 「そんなこと、基本の「き」だろう!!?」
- NEXT
- 「ど〜せ私はイケてない・・・」からの脱却法

