大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

逃した「チャンス」は本物の「チャンス」なんかじゃない。

   

「チャンスが来たのに、生かせなかった」と感じたことはありますか?

 

「なんであのタイミングで、あんないい話がきたんだろう?」は?

「あいつばかりが、なぜついている?」と思ったことはありますか?

 

チャンスはどんなタイミングでやってくるのでしょう。

 

待っても待っても、

望んでも望んでも、

自分の前を素通りして、他の人の手のひらにおさまる。

 

そうかと思うと、

え?これってひょっとしてチャンスなの?

という意外なタイミングで、ひょっこり自分にだけ降り注ぐ。

 

後で思い返して、

「あ!あれって、きっとチャンスだったんだ」と気づいて、

後の祭りになることもあれば、

 

ベストなタイミングをはずして訪れ、

生かせずに悔しがる自分をあざ笑うかのような、

意地悪なチャンスもあったりする。

 

 

しかし、です。

 

それって、「チャンス」の顔をした「試練」なのではないかと、
最近考えるようになりました。

チャンスというのは、どんなときも素通りしたり、
逃げ去ったり、
裏切ったり、
あざ笑ったりしない。

もっとラブリーで素敵なもの。

 

ある人にとってはご褒美で、
ある人にとっては前払いの報酬。

だから、本物のチャンスは、

正しいタイミングで、確実に自分の元に届く、

Amazonの宅配便みたいなものではないか。

 

手のひらからこぼれた「チャンス」は、

なにくそと自分を奮いたたせたり、

自分自身と正面から向き合う時間をくれたり、

キャリアを一から見直すきっかけをくれたりする。

 

つまり、その時点では、
まだ「チャンス」じゃなくって、「試練」なのです。

 

八方ふさがりで未来の見えなかったアマチュア時代。

たまたま見ていたファンタジー映画の、

「希望を与えられないことよりも、
希望を与えられて、取り上げられることの方が苦しいのだ」

というセリフが、本当に胸に応えました。

 

 

後ろ姿や、横顔や、サムネイルを、
ちらりちらりと見せつけられて、

時には、そのさらっさらの前髪をかき上げながら、
ウィンクしたり、甘い言葉を囁いたり。

いかに素敵で、魅力的かをたっぷり思い知らされた後で、
結局、他の人に微笑んで、他の人と恋に落ちて、
永遠の誓いを立てる「チャンス」という名のプレイボーイ。

 

そんな結婚しなくって正解でしょ?

 

だから、その「チャンス」は、

「もっとがんばりんしゃい。」

「まだまだ、その時じゃないよ」

という神様のくれる「試練」。

 

神様にちゃんと愛されているからこそ訪れる、
まぁ、夏休みの宿題とか、
受験勉強みたいなもので。

 

だから、宿題や勉強が難しいほど、

一所懸命取り組んで、がんばるほど、

宅急便で、名指しで届く、本物の「チャンス」は、

もう、めっちゃラブリーで、ハッピーなわけなんです。

 

 

そろそろ、私の宅配便も、
ピンポンしてくれていい頃よね・・・

そんな風に思えるほど、試練に耐えるパワーもわきます。

 

今、あなたの目の前にあるのは、本物の「チャンス」ですか?

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 - Life

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