大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

死ぬかと思うくらい馬鹿なこと、いくつやるか。

   

MTL12でお世話になったシンフォニーサロン(昨年9月閉館)のHPに、
私のインタビュー動画が掲載されています。
もう6年も前なんだ…と見ていたら、ずいぶん昔の話をぺらぺらとしゃべっていて、
ずいぶん馬鹿なこといっぱいしてきたよなぁと、あらためて苦笑しました。

「即断即決即行」、閃いたら行動を起こすというのがモットー。
失敗や判断ミスは、数え切れないくらいあったし、
穴があったらはいりたいような恥ずかしいこともいっぱいやらかしました。
いろんな人にご迷惑もいっぱいかけてきました。

しかし、ね。

むにゃ10年の時を経て、悟ったことは、
取り返しのつかないことなんかなんにもないし、
人生の恥はかき捨てで、
どんなに恐ろしいことだって、目をつぶってエイッと飛び込めばなんとかなる、
ということ。

そして、どんな行動だって、行動しないより、ずっと意味があるんだということ。

動けば、景色が変わります。
自分の動きに、まわりが反応します。
つまり、自分の存在する世界が動くんです。

その行動のひとつひとつが、今という未来につながってきたのだし、
これからの未来につながっていくのだと。

無思慮に馬鹿なことやれって言ってるわけじゃありません。
ただね、やりたい!というパッションから目をそらさない。
怖いからって理由で行動を回避しない。

当たり前の行動からは当たり前の未来しか開けない。
まだ見ぬ世界を切り開くには、
自分自身が信じ込んでいる「当たり前」をぶち破るしかないんですね。

あなたが今、ぶち破りたいことはなんですか?

■ヴォイストレーナーになりたい!夢の実現をお手伝いします。第2期MTLトレーナーズメソッド、7月開講。

 - Life, 夢を叶える

  関連記事

妄想、体験、疑似体験

「芸の肥やし」ということばもありますが、 さまざまな経験を積むほどに、その人の芸 …

胸の痛みを抱きしめて進め

やっとの思いでミュージシャンの端くれになって、 少しでも一流といわれる人たちに近 …

パッションこそが推進力

「ボーカル、どうしてやりたいの?」 かつて教えていた音楽学校で、こんな質問をした …

「そこにいること」の大切さを語りすぎることは、たぶんない。

長年、音楽の仕事をしていると、 「そこにいること」の大切さが、しみじみわかります …

人に年齢を言うのをやめてみる。

年功序列文化の日本人は、年齢をアホほど気にする。 「何才ですか?」からはじまる会 …

本質で語れ!

ヴォーカリスト、作詞家、歌の先生とキャリアを重ねて、 なかなかの「いいお年」にな …

キャリアの棚卸し中。

学生時代にアルバイトをしていた本の取り次ぎ店では、年に1度、棚卸しという日があり …

歌と「向いてない」とクソまずいケーキ

「歌がうまくなりたいんですけど、なにをしたらいいですか?」 と質問されると、反射 …

まずはライブハウスを押さえろ。話はそれからだ。

「いつか、ライブできたらいいなって思って」 レッスンでこんなことばを聞くと、反射 …

自分自身の心の在処(ありか)を探す

我が家の初代わんこ、デイジーさんの体重はおよそ24キロ。 レトリバーにしては、か …