直感に突き動かされて、崖から飛び降りる
行動のきっかけは、いつだって、
ちょっとした思いつき、衝動、閃き、出来心。
即断即決速攻をモットーとする私は、
「どきん」としたら、
とりあえず行動しちゃうことにしています。
音楽学校に通うことに決めたときも、
はじめて自分でバンドをつくってライブをしたときも、
楽器屋に貼られたメンバー募集のチラシを見て電話をかけたときも、
できもしない英語の歌詞を「書けます」って言っちゃったときも、
仕事全部ほっぽらかしてアメリカ行ちゃったときも、
起業塾に申し込んだときも、
本を書こうと決めたときも・・・
まぁ、言いようによっては「魔が差した」とも言える、
人生の数々の出来事。
人に相談すれば、
「なんで今なの?」
「ホントに大丈夫なの?」
「で、どこに向かっているの?」
なんて疑問を投げかけられるかもしれない。
年齢的に間に合うのか?
金銭的にやって行かれるのか?
そんなことをして何になるのか?
冷静に考えれば無茶なこと、
無謀なこともたくさんあるでしょう。
崖っぷちから飛び降りるくらい、
恐ろしいときもある。
それでも、行動する。
そうするとね、なんか起きます。
当たり前だと思うでしょうか。
そう、当たり前なんですが、
物理的な変化や環境的な変化よりも、
自分の中で圧倒的に何かが変わるのです。
振り返れば、人生における大切なことは、
すべて、直感に従って、
時を移さず行動したことで出会えたことばかり。
ビビビやドキドキは、
“Just do it”というメッセージなんですね。
きっと。
欲望とか衝動とか言うのとはちょっと違う。
心のどっかでブレーキがかかったり、
いても立ってもいられなくなるような、
焦燥感のようなものに襲われるときは、たぶん違う。
一瞬にして心つかまれて、
もうそこから思考が離れなくなる。
根拠なし。
ただ、「やるべし」と感じる。
そんなときに、やるかやらないか、もたもた考えるのは、
たいがいが時間の無駄です。
やるかやらないか考えちゃったら、
たいがいのことは「やらない」で落ち着きます。
人は変化が怖いからです。
人にどう思われるかとか、
失敗したらどうしようとか、
怖いから、不安だから、
言い訳をするために思考をぐるぐると巡らせる。
そんな思考はノイズでしかありません。
そんな思考に身をまかせていると、直感がどんどん鈍っていく。
閃きが消えていく。
手のひらから「タイミング」がこぼれていってしまうんですね。
「やる」と決める。自分で決める。腹をくくる。
どうしたらそれが可能になるかを考える。
直感が教えてくれるチャンスやタイミングを逃さない。
自分を信じる力とちょっとの勇気。
それこそが、
自分自身を違う次元に運ぶために必要な資質なのかもしれません。
メルマガをご登録いただいている方は、2月17日までご優待料金でお申し込みいただけます。詳しくはこちら。
関連記事
-
-
ぶち切れない生き方
もんのすんごいむしゃくしゃイライラしていることがありまして。 ってやんでぇ、馬鹿 …
-
-
「いい仲間」いますか?
近年の私しか知らない人には全く信じてもらえないようですが、 かつての私の自信のな …
-
-
「そこにいること」の大切さを語りすぎることは、たぶんない。
長年、音楽の仕事をしていると、 「そこにいること」の大切さが、しみじみわかります …
-
-
その心ないことば、目の前の本人に直接言えますか?
どんな作品にも、どんなアーティストや活動にも、 批判的な意見やネガティブな気持ち …
-
-
「情報」を正しく伝えるだけじゃ、 人は感動しないんだ。
「声って重要じゃないですか! プレゼンでも、講演でも、やっぱ、声だもんなぁ。」 …
-
-
ビジョンとチームワークが作品力になる。
お城や寺院、教会などのような歴史的建築物や、 アイディアとエンタテインメントが詰 …
-
-
時代が変わって、「歌が好き」という人たちの思いは、 どれだけ変わったのだろう。
「困ったことがあったら本屋へ行け。 自分が困っていることは、他の人も同じように困 …
-
-
やりたいか。やりたくないか。
高校時代、毎日何時間も練習してたギターがなかなかうまくならなくて、 手が小さいか …
-
-
「腐ったリンゴ」を手に入れる/『腐ったリンゴ』
こんな人と付き合った方が得じゃないか? もっと、こんな音楽をやった方がいいんじゃ …
-
-
生(リアル)な音、ください。
溝が浅くなるまで、繰り返し聞いたレコード。 ぼろっぼろになるまで、使い込んだ歌詞 …
- PREV
- 雑草には雑草の生き方があるんでござんす。
- NEXT
- ことばにするチカラ

