本気で目立ちたかったら「本質を磨く」。これしかない。
Clubhouseだの、Zoomだの、インスタだの・・・
やっと新たな名前とコンセプトに慣れた頃には、
次から次へと新しいメディアが登場します。
新たなメディアが登場すると、
これぞブルーオーシャン!
ビジネスチャンス!とばかりに飛びついて、
必死にシェアを取りに行きたくなるのが、
ビジネスマンの性(さが)というもの。
しかし、それぞれの得手不得手はあるものの、
目立つ人は、どんなメディアでも目立っていて、
結局、テレビもYoutubeもTwitterもインスタもClubhouseも、
顔ぶれはあんまり変わらない・・・
そんな風に感じる今日この頃です。
やっぱり、大事なのはコンテンツ。
その人そのものであって、
出し方やメディアじゃないんだなぁ、、、
LPだって、カセットだって、CDだって、mp3だって、
テレビだって、ラジオだって、インターネットだって、
いい音楽はいい音楽、
優れた楽曲はやっぱり優れた楽曲で。
テレビの方が有利な歌手がいて、
ネットだからこそ売れるバンドがあって。
もちろん、そういう、
いわゆるマーケティング的な有利不利は、
あるのかも知れないけれど、
その人の本質、
音楽の本質の価値は、
なにひとつ変わりがないわけです。
たくさんの人の耳に触れることや、
ひとりでも多くの人と交流を持つことの大切さを
否定するつもりはまったくないし、
私自身、そんな機会を大事に思ってはいるけれど、
それよりなにより、
本気で目立ちたかったら、
自分というコンテンツを極めること。
自分という本質を磨くこと。
誰が見ても、
「ほほぉ」とうならせるような、
パワフルで、インパクトのある、
“Something”を提供すること。
たった「ひとり」を感動させられないものは、
100人いたって、1000人にいたって、
やっぱり感動させられないのだから。
本質を磨く。
もうね。これに尽きる。
そして、それが一番難しい。
◆自分自身と、歌と、徹底的に向き合う学びと感動の6ヶ月。自分史上最高の自分と出会うためのハードかつパワフルな講座です。MTLネクスト。いよいよ今週末開講!
関連記事
-
-
人は「声の高低」でワクワク、感動する。
全っ然、キャラじゃないんで、 あんまり言わないんですが、 こう見えても、 ディズ …
-
-
「キミ、グルーヴないね」に悩んだら
少し前に『で、グルーヴって、なんなん?』 という記事を書きました。 …
-
-
「正しく気づけない」から上達しないのだ
「神は細部に宿る」と言われます。 細部の大切さは誰もがわかっているはずなのに、 …
-
-
「リズム感がない」なんてことばをつかわない!
レッスンの話をもっと書きたいと思っていても、 なんだか、生徒やクライアントさんの …
-
-
生(リアル)な音、ください。
溝が浅くなるまで、繰り返し聞いたレコード。 ぼろっぼろになるまで、使い込んだ歌詞 …
-
-
「慣れる」と「油断しない」の塩梅がムツカシイ。
今日、久しぶりにひとりで買い物に出かけました。 買い物に出たのは文具なのですが、 …
-
-
ヴォイストレーナーという仕事
自分にできないことは教えられない。 いろいろな考え方があるでしょうが、 私は、歌 …
-
-
「そうか、映像にもグルーヴがあるんだ。」
広告代理店の映像&音楽プロデューサーの下で、 音楽選曲のお仕事をさせてもらってい …
-
-
なめたらあかんぜよ
ずいぶん昔。 広告代理店で、プロデューサーのアシスタントのアルバイトをしていたと …
-
-
ホンモノか?ニセモノか?
「あいつはホンモノだよ」 「なんか、あの子、ウソくさいのよね」 一般の人たちがど …
- PREV
- 「へたくそな自分」を楽しむ
- NEXT
- 自分自身を「スポットライトのど真ん中」に連れて行く。