大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

Never say Never! 「できない」って言うなっ!

   

「あなたはコーラス向いてないから、やめといた方がいいわ」

「君は声出さないで、口ぱくぱくさせててくれるだけでいいから。」

「君の声聞いていると、気持ち悪くなるよ」

「音楽って言うのは、こどもの頃から音楽教育をきちんと受けた人がやるもんだから」

「あなたって、なんて暗い声なんだろう。。。」

 

さまざまな場所で出会った人たちが、
歌を教えることを仕事にしている人に、言われたということばたち。

 

私自身、若い頃、ずいぶんいろいろな酷いことばを投げかけられてきたせいか、この手の話を聞くと、はらわたがグラグラとはじまります。

 

もしも、これを読んでいる人で、
こんなことを言われた経験のある人がいたら、
是非、これから私が言うことばを思い出してください。

 

まず、言われた時に落ち込まない。
(いや。落ち込むだろうけど)

その代わりに「わかってねぇな。こいつ。」
または、「ふざけんな。」と憤る。

 

そして、「私がうまくならないのは(もしくは私の声がこうなのは)、
お前が無能だからなんじゃいっ!」
と(心の中で)シャウトする。
で・・・ウチに来てください(^^)

ははは。
こういうこと書くと、売名行為と思われるわねー。

いやいや、そうじゃなくって。。。

MTLでレッスンをすることで、
実際、そんな酷いことばを投げかけられた経験のある人たちが、
誰よりも生き生きと、素晴らしい歌を歌えるようになっています。

先日も、MTLライブに向けて、MTL12の修了生で結成されたMTLChoirのリハーサルに行ってきたのですが、

みなさんの心から歌を楽しんでいる姿、
そして、プロ顔負けのキャラの立ったパフォーマンスに、
見ているだけで目頭が熱くなる想いでした。

 

だってね。

歌の上達に関しては、”Never”なんてことばはないんですよ。

これは絶対の絶対にない。

Never Say Never。
いや、Never ever say never。
それは、もちろん、
どんなこともパパパとすぐできる人もいれば、
時間のかかる人もいます。

上達の過程で興味を失ったり、
心が折れて、あきらめてしまう人もいます。

しかし、
ひたむきに、続けて行けば、
必ず、必ず上達するのです。

そして、それをお手伝いする、
そこまで連れて行くのがトレーナーの仕事。
 

歌を志す人を、
いたずらに落ち込ませたり、
あきらめさせたり、
果ては、自分のすごさをわからせようとしたりするなんて、
イケてないトレーナーの極みです。
 

ヴォイストレーナーについて書きはじめたら、
止まらなくなって、ものすごく長くなってしまいましたので、
この続きは明日久々に発行のメルマガで。

いよいよ来週受付を開始するMTL12のご案内もありますので、
よろしければ下記からご登録くださいね。
ヴォイトレ・マガジン『声出していこうっ!me.』こちらから。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 9月9日(土)【MTL Live 12】ライブに参加するだけで、歌のスキルが磨かれる。コミュニケーション型ヴォイストレーニング=MISUMIのヴォイトレLive、初公開します。

◆ 9月30日(土)【第4期 MTLヴォイス & ヴォーカル レッスン12】開講決定!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 - イケてないシリーズ, ボイストレーナーという仕事

  関連記事

「仕事ができない」と言われる人にはワケがある

どんな人が「仕事ができる人」と呼ばれるかは、 業界によって、少しずつ違います。 …

そのオリジナル曲、イケてる?イケてない?

オリジナル曲を人に聞いてもらうときには、 曲自体のクオリティ、構成などはもちろん …

「落としどころ」か?「限界突破」か?

完璧主義というほどではないですが、私はなにかと採点が辛いようで、 生徒やクライア …

no image
「一生うまくならない人」

いろいろなところで、「歌は誰でもうまくなる」と書き続けてきました。 今でもそれを …

人を本当に育てるのは、反骨心や反抗心だ!

ミュージシャン仲間に、有名なおしどり夫婦と呼ばれたカップルがいました。 旦那さん …

誤解だらけの「ロック声」。そのシャウトでは、危険です。

ハスキーで、ひずんだ感じの、 いわゆる「ロック声」には、いろいろな誤解があります …

アドリブは「テキトーに演る」ということとは全然違う。

「ここはアドリブっぽく歌ってください」 「8小節、アドリブお願いします」 &nb …

先生たるもの、いつだって「文句あるかい!?」くらい、気合いを入れて立ち向かわなくてはいけません。

世の中の「先生」と呼ばれる人や「学者」と呼ばれる人たちにも、 やっぱりパワーゲー …

「イケてないアンサンブル」を打破する方法(準備編)

大学や専門学校のカリキュラムの中には、 与えられた課題曲を、バンド形式で演奏する …

「先生」と呼ばれたら、自分の胸に問うべき質問。

人には誰にも、その人特有の成長のスピードというものがあります。   小 …