人は本質にしか心を動かされない。
2024/04/26
今日は某飲料メーカーの社長さん、某業界No. 1のキャリアウーマン、複数のビューティーサロンの経営者さんらと、パワーディナーをご一緒してきました。
(某社長、ごちそうさまでした)
仕事ができる人は、どんどんクチコミで人脈が広がるものなんだよね、
また会いたいと思われるか否かが成功の秘訣だね、
どんな業界でも、大切なことは、結局おなじだね、などと会話を交わしながら、
ふと、一週間ほど前に急逝した友人のことを思いました。
10年くらい前と言っていたか、広告代理店の要職につきながら、シャンソンに魅入られ、その道の第一人者の門を叩いた彼女。
信じた師匠の元で、ぶれることなくコツコツと勉強を重ね、ステージを少しずつ大きくしていました。
今やたくさんのファンもいて、これからの活躍を期待された人でした。
「いつか、教える仕事もしてみたい。私なんかに生徒さんが来るのかな?」なんて話をした時は、「当たり前じゃない!あなたのような人なら放っておいても生徒さんは集まるから」と太鼓判を押したものです。
ネットやSNSの影響で、目先の数字に翻弄されがちな昨今。
しかし人は、本物の価値、すなわち、本質にしか、心を動かされない。
本質を極めたものだけが、本物の自信、本物のキャリアを得ることができる。
「どんだけ宣伝しても、結局はアーティスト力なんですよ」
「やっぱり、いい本しか売れないですよ」
どんな業界の人も、言うことは異口同音。
成功している人はみな、本質の大切さを知っています。
一流だからすごいんじゃない。
当たり前のことをコツコツ積み上げた人がすごくなる。
すごくなるから、一流と呼ばれる。
プロフェッショナルをつくるのは、「時間」に他なりません。
しかしね、
10年がまんして、積み上げることのできる人は、もう、本当に、悲しいくらい少ない。
1~2年がんばって、結果が出ないと、やり方を変える。
人の意見に翻弄されて、右往左往する。
結果、結果とこだわって、肝心の本質がちっとも磨かれない。
だから、人を惹きつけられない。それで、またやり方を変える。
この繰り返しの罠にハマるうちに、10年はあっという間に経ちます。
世の中には、「本質の世界に生きる人」と、目の前にある「現象の世界に生きる人」とがいると考えています。
本質の世界に生きることは、忍耐も努力も試される、骨の折れることなのだけれど。
そんな不器用な生き方しかできない自分にやれやれと思うこともしばしばだけれど。
成功している人、成長し続けている人たちに会って話すたびに、カメの歩みながらも、1歩ずつ前に進んでいる自分自身は間違っていないのだと、そして、自分がひとつひとつ積んできたちっぽけな経験も、価値のあるものだったのだなと、自信と誇りを新たにするのです。
今日も、素晴らしき出会いに感謝しつつ、
どんな瞬間も、積み上げるに値する時間であるようにと、誓うのです。
Rest in Peace, my friend.

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