「あと一周」のベルが、まだ聞こえない。
2022/12/25
出版に向けラストスパートに入りました。
え?まだスパートかけるの?という街の声が聞こえてきそうですが。
いや、なにかをクリエイトするって、そういうとこある。
ちょっくら長めに泳いでくるわってつもりでレースに参加したら、
なぜか泳ぎ着いた先に自転車が置いてあって、
ひー、自転車レースもあるんかいっと突っ込みつつ、ゴールに到着したら、
あれよあれよという間にマラソンコースに誘導されて、
きゃぁあああ、なんじゃこれ、
実はトライアスロンだったんじゃんっ!!!
・・・みたいな。
通常は、まぁ、このくらいで、
激しく燃え尽きて、
あー、なんだかんだ、楽しかったなぁと思い出に浸りつつ、
ウィニングランかなんか決めるとこなんですが、
今回は、ウィニングランだと思って走り始めたら、
実はエンドレスなサーキットレースで、
いけどもいけども、
「あと一周」のベルが聞こえない、みたいな感じです。
肉体的なレースと違うのは、
エネルギーの消耗は基礎体力とかつかう時間とが比例しないこと。
そして、早くゴールに到達することが
必ずしも成功を意味しないこと。
実際、最初のレースにゴールしてから、
つまり作品を世に送り出してからが、
レースの本番でもあるわけで。
まだまだ、全力で、この一世一代の長丁場、駆け抜けます。

関連記事
-
-
何ごとにも終わりはくる。絶対の絶対に、くる。
好きなことしかやりたくない。 こうと決めたら即断即決即行。 私自身は、いわゆる「 …
-
-
「オーツキ社長、いらっしゃいますか?」
「オーツキ社長、いらっしゃいますか?」 最近、こんな電話が会社の方によくかかって …
-
-
メイクに目覚める年齢 vs. あきらめる年齢
大学4年の頃、よく遊んでいた同級生の男子に、いきなり、 「っていうかさぁ、コサカ …
-
-
上澄みをすくい取って「わかった気」にならない。~Singer’s Tips#21~
ちょっと昨日のブログの続編的なお話です。 ひとつの曲が生まれて、 受け手の手元に …
-
-
残念な人
ずいぶん前にちょっとだけ一緒にやったことのある、 かなり腕のいいドラマーがいまし …
-
-
「うまくいかないとき」のことを一生覚えていよう
ときどき、うまく行かなかったときのことを数え上げてみたりします。 …
-
-
オレの方がすごい?「優越感シンドローム」
ある程度キャリアのあるプロフェッショナルなら、 誰しも、自分自身の仕事や能力にプ …
-
-
まだやれるから悔しい。 まだ行けるから苦しい。
音楽で食べていかれるかどうか。 そんなことを本気で心配し始めるのは、 大学や音楽 …
-
-
ぶち切れない生き方
もんのすんごいむしゃくしゃイライラしていることがありまして。 ってやんでぇ、馬鹿 …
-
-
音楽は進化を続けている
「最近どんなの聞いてるの?」 若いアーティストたちのカウンセリングで、 彼らの好 …
