結果を出すことの意味
音楽の仕事をはじめて、徹底的にたたき込まれたのは、
「この業界、努力賞はないから」ということば。
おそらく、どんな業界でも同じだとは思うのですが、
会社や事務所に属しているわけでもない、
フリーのミュージシャンにとっては、
一度の失敗も命取りになりかねません。
「業界狭いからね」というのもよく言われることば。
いい評判も、悪い評判も、
あっという間に駆け巡ります。
そんな空気の中で必死に食らいついてきたこともあり、
私も、アーティストや、卵たちに、
「結果を出すことが一番大切。努力賞なんかないから。」と、
ずっと言い続けて来ました。
結果を出すことの意味は、
しかし、自分の評判をあげる、落とさない、ためだけではありません。
最近、むしろ、それ以外の意味を噛みしめています。
それは、そもそも、その仕事に参加できたということへの感謝です。
人に恵まれ、健康に恵まれ、
やりたい仕事に呼んでもらえるということは、
何年、どれだけ仕事を続けていても、当たり前なんかじゃない。
たくさんの奇跡の積み重ね。特別なこと。
選び抜かれた自分が、当たり前のように、
馴れ合いで仕事をこなしていたのでは、いかにも申し訳ない。
一回一回の仕事が、特別な機会。
だからこそ、全身全霊で感謝を込めて、結果を出さなくてはいけない。
そんな風に思えてならないのです。
この1年の、自分を振り返って、
まだまだ、がんばらなくちゃと思ったりしています。
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