「ブログ」って、すごいんだなぁ。。。というお話。
「MISUMIさん、ブログ、読んでますよ!」
以前から知っている人や、頻繁に会う人はともかく、
最近、初対面の人や、何年も会っていなかった人から、
いきなりそんな風に言ってもらうことがよくあって、正直驚いています。
私程度のアクセス数でもこんななのだから、
いわゆるアルファーブロガーさんたちは、
どれほど影響力があるのだろうと、またも尊敬の念を抱かずにいられません。
ブログというものを書き始めて、かれこれ15年くらい経つでしょうか。
経緯はいろいろあるのですが・・・
いつか文章を書いて、人に読んでもらえる人間になりたいという、
おそらくはDNAからくる欲求で、
断続的に、今も、こうして書き続けています。
長年、それほど読者さんもいなくて、
自分自身の文章修行や、
ライブ、本、セミナーなどの地味な告知のつもりで書いてきました。
景色が変わりはじめたのは昨年の秋。
「やりたくてたまらない、でも、なかなか思いが届かない」、
という大きなお仕事の、連絡を待っている間、
ただ待つだけじゃなくて、
なにか自分自身にとって意味のある時間にしてみようと、
再度ブログに真剣に取り組みはじめてからのことです。
約2ヶ月後に書いた記事が、いきなり13000いいね!を越えたのです。
実は、ここ2~3年、
ほとんどを手書き&イラストで、
私自身のボイストレーナーとしてのコンテンツをすべて言語化、文字化、
メソッド化しようという、マニアックな取り組みを、
個人的に展開してきました。
筋肉フェチ、カラダフェチ、そして書き魔の私が、
「徹底的にオタッキー、かつマニアックに、しかし、こどもにでもわかる」
を目差して組み立てたボイトレ・メソッド。
プロフェッショナル・レベルのボーカル・テクニック・メソッド。
さらには、インストラクター養成メソッド。。。
次々、大量の思考やノウハウを文字化するほどに、
メソッドの中では伝えきれない部分が出てくる。
いわゆる、経験的なエピソードや、私自身のものの見方、考え方。
実は、私が生徒たち、クライアントさんたちに、
トレーニングそのものよりも、影響を与え、また必要とされているのは、
そうしたことではなかったか?
そんな風に思い立ち、それまで、テクニカルなことや、
マニアックなことを中心に書いてきたブログの路線を変更。
これまで出会った生徒たちに伝えてきたこと、
これから出会う生徒たちに伝えたいことをまとめはじめました。
こうして読者さんが増えると、
発言にも責任やプレッシャーを感じないといえば、ウソになります。
それでも、媚びないよう。
逃げ道を作らないよう。
そして、自分の考えを常に明確にするよう。
パフォーマンスをするときのように、Rockに、
潔く、書こうと心がけています。
書くほどに、書きたいことが出てきます。
毎日更新とはいきませんが、まだまだ、行きます。
いつも読んでくださって、本当にありがとうございます。
関連記事
-
-
ハリネズミのジレンマ〜「安心距離」に過敏にならない〜
そんなつもりじゃないのに・・・なんでわかってくれないんだろう? 一所懸命やってい …
-
-
なんで、「できる」って言っちゃうんですか?
まだ小学生の頃だったか、 おとなたちが屋外で音楽をかけながら、 パーティーをして …
-
-
「適正」って、「恋すること」なんだ。
「私は、ロックが好きなんですけど、 歌の先生に、キミにはそういう音楽は向いてない …
-
-
「フィルター」をぶっ壊せ
ティーンエイジャーの頃、 とにかくテレビに出ている「タレント」や「アイドル」 そ …
-
-
「変」なのか?才能なのか?
先日、とある会社にお勤めの、 才能あふれる、知的な若者とごはんしていた時のこと。 …
-
-
好きであることは自分への責任であり、義務である。
「好きなことをみつけて、それを一所懸命やれよ。 好きなことのない人生はつまんねー …
-
-
「なにがしたいか」にフォーカスする!
はじめて、音楽制作のために買いそろえたのは、Rolandのキーボードとシーケンサ …
-
-
憧れを現実に変える力
中学に入学して、 生まれて初めて部活動というものをはじめた時、 同じ部活の高校生 …
-
-
若さのエネルギーなんて、誰だって持ってるし、誰だって失う。
あれは中学1年の頃。 美術の時間になると、 テストの成績の1位〜3位を、 常に争 …
-
-
年齢は、ただの数字。
先日、外国人の友人家族とスキー旅行に出かけた時のこと。 「ホテルに泊まるのに、な …
- PREV
- 「自慢話」してますか?
- NEXT
- 「いいおとながトラウマと向き合う」

