「君、あんなもんでいいの?判断基準甘くない?」
「ま、君は、リズム、もうちょっとシビアにがんばった方がいいね」
15年以上前こと。
とあるプロデューサー氏と、
作品を制作しようと話し合っていたとき、
いきなり、そう言われました。
いやいやいやいや。
ちょっと待ってくださいよ。
私、こう見えても、どんな現場行っても、
「リズムいいね〜」「いいグルーブ出してるね〜」で通ってるんで。
一応、歌の、プロ中のプロを自負してるんで・・・
カチンときて、まぁ、そこまでは言わないまでも、
ちょっと言い返した私に、その人が言ったことば。
「君、あんなもんでいいの?判断基準甘くない?」
「日本人はリズムもグルーブも甘い。
君レベルでリズムがいいって言うのは、みんなわかってない証拠でしょ?」
カッチ〜ン。
心の中で、大きな音がしたのが相手に聞こえたかどうか。。。
「スティーブン・タイラー知ってる?
リズムいい歌ってのは、ああいうレベルのこと言うんだよ。
彼はドラマーだったからね。
今のレベルで満足してたら、世界レベルでは絶対勝負できないね。」
学生時代から、歌を極めようと、必死に必死に歌ってきて、
たくさんのミュージシャンと、何十曲もデモを制作しながら、
修行に修行を重ね。
やっとの思いで、プロの仲間入りをしたと思えたら、
それまでの自分の修行は、まだまだ、
ほんの入口だったと思い知らされ。
そこからまたまた、プロの世界で、
どろどろになりながら修行を積んで。
やーっとこさ、どこで歌っても、それなりに、
いい気になれる評価をいただけるようになったと油断していた矢先でした。
人には、その時々の自分のステージに見合ったメンターが現れます。
駆け出しの私がスティーブン・タイラーの名前を出されても、
もちろん、なにがいいのか、自分とどう違うのか、
さっぱりわからなかったでしょう。
もっと言えば、そのプロデューサー氏と、
一緒に制作をしようなんて話になるどころか、
出会うこともなかったでしょうし、
万が一、どこかでそうなっていたとしても、
彼が私にスティーブン・タイラーの名前を出すようなことも、なかったかもしれません。
自分のステージが上がったら、人脈も変わる。
当然、判断基準も上がる。
そこで、また試されるわけです。
周囲の人が自分を誉めてしかくれなくなったら、
ステージをちゃんと上がれていない証拠。
試されて、逃げ出したくなったら、そこでゲームオーバー。
神様は、乗り越えられない試練は与えないそうですから、
逃げ出したら負けなんですね。きっと。
売られたケンカは買う。
買ったケンカは絶対勝つ。
まだまだ成長したいなら、
常に自分よりも判断基準が上の人と付き合うこと。
神様がなかなかOK出してくれないのは、
まだまだ自分に伸びしろがある証拠なんですよね。
【Day-to-day】
第2期MTL12のDay2が終了しました。
歌を真剣に学びたい人ばかりのこのセミナー、みなさん本当にポテンシャルが高くて、
思わず、私の要求も高く、フィードバックもキツくなります。
そして、要求が高いほど、フィーバーするみなさん(^^)
後4回。ますます盛り上がります。
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