大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

鈍才は総合力で勝負なのだ

   

【生まれてこの方、真面目に練習なんかしたことがない」という天才がいます。
こどもの頃からスター街道まっしぐらで、
物心ついた頃から芸能界にいて、
生涯を有名芸能人で終える、という人もいます。

 

歌舞伎の名門の家に生まれる人もいれば、

有名ミュージシャンのこどもに生まれ、
有名ミュージシャンに囲まれて育ったという人もいるでしょう。

 

もちろん、才能に恵まれたり、
恵まれた環境に生まれ育っても、
それらを生かせないまま、終わっていく人もたくさんいるわけですが、
才能にも環境にも恵まれない人たちに比べれば、
成功する確率や可能性は、圧倒的に高いことは、
想像に難くありません。
平凡な家庭に生まれ育ち、
格別才能があるわけでも、ルックスに恵まれたわけでも、
取り立てて運がいいわけでもない。。。

 

では、そんな人たちにはチャンスはないのでしょうか?

 

昨日の話の続きのようですが、
なにをピンチ、なにをチャンスと考えるかは、人それぞれ。

 

恵まれないからこそ、見えるものがある。

なにも持っていないからこそ、手に入るものもある。

 

天才たちが、カウチの上で、
その才能に酔いしれているときに、

鈍才たちは、自分の武器を全部テーブルの上に並べて、
一所懸命磨くのです。

今ひとつ切れない、できそこないのナイフだって、
磨きようによっては、激しい武器になる。

 

たいした武器がなくたって、
例えばホームアローンの主人公の男の子のように、
組み合わせ次第、工夫次第で、
下克上だって、自分よりも強い敵を倒すことだって、可能になる。

 

戦場で最後に勝つのは、最後まで立っていたもの。

 

鈍才は総合力と工夫で勝負する。

 

さぁ、今日も、テーブルの上に自分の武器を
ばぁっと全部並べてみましょうか。

15963975 - beautiful woman seated on a sofa

 

 

 - Life

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  関連記事

旅立つ若者たちに、伝えておきたい3つのこと

大学の卒業ライブが終了し、 いよいよ卒業生たちを送り出すときがきました。 &nb …

人生で大事なことは、みんなバンドから教わった

バンドって、うまく行ってるときは、 「これほど素敵なものはない!」と思えるくらい …

酒とタバコと断崖絶壁

学生時代からバンドをやって、 学祭やライブなどで歌ったり、演奏したりしていた、 …

メイクに目覚める年齢 vs. あきらめる年齢

大学4年の頃、よく遊んでいた同級生の男子に、いきなり、 「っていうかさぁ、コサカ …

「続けること」のチカラ

今、どうしても叶えたいことがあったとして、 それがこの先10年間、 コツコツ何か …

結果が見えなくても、愚直に続ける勇気

たくさんのミュージシャンやアーティストたちを見て来て、いつも思うこと。 結局、近 …

視点を変えると価値観が変わる〜from USA②〜

ニューヨークに暮らしはじめて、真っ先に感じたのは身体の中に流れ込んでくる街の音。 …

誰も「いい声」になんか、興味ない。

『アラジンと魔法のランプ』の実写版、 『アラジン』が話題です。 こどもの頃、 3 …

お前はまだ、立ち続けているか?

『戦いに勝つのは、最後まで立っていたヤツ』 人の戦い方はいろいろです。 100メ …

「らしくない」を排除すれば、「らしい」が見つかる

情報がどんどん入って来るこの時代に、 自分のアイデンティティ、つまり個性を見出す …