毎日が勝負パンツ!?
「勝負パンツ」というインパクトのあることばがあります。
もちろん、言わず知れた、
今宵が勝負!と思ったときに、気合いを入れて身につける下着のこと。
初めてこのことばを聞いたとき、
当時、やや奥手だった、若かりし私が思わず疑問に感じたのは、
「一体、いつ、いかなるときに、人は「勝負!」とわかるのだろう・・・?」
ということでした。
映画化もされた『ブリジット・ジョーンズの日記』の中で、
ブリジットがはじめてのデートに出かける夜、
片手にガードル型の補正下着、片手にセクシー下着を持って、
どちらの下着を身につけていくべきか、迷うシーンがあります。
「もしもの時には、セクシーな下着をつけていたいけど、
スタイルが悪く見えたら、もしもの事態は起こらない・・・」
いやいやいや。
それ、だめでしょ〜?
数年前、デビューして有名になりたいと言って、
レッスンに励んでいる子がいました。
ルックスも歌も踊りもなかなかのもの。
ところが、その子、残念ながら、どうも体重が重め。
彼女の芸風からして、スタイルよく、カッコよくないとダメなのに・・・
「チャンスが来たら痩せなくちゃって思ってます。」
と、大好きなおやつをぱくぱく。
思わず、「どこまで本気なの?」と聞きました。
今のままでは絶対にチャンスは訪れない。
痩せた人にチャンスがくるのか、
チャンスが来た人が痩せるのか、
もちろん、どちらもあるでしょうが、
チャンスが来ないと嘆くなら、
いつチャンスが来てもOKな自分をつくるのが先決なのではないか。
そんな風に考えていたからです。
本気で何かをつかみたいなら、
「毎日が勝負パンツ」でありたい。
どんなときでも、補整下着のいらないカラダをつくっておきたい。
いざというときに、
「あ〜・・・今日は・・・そういう予定じゃなかったんで・・・」
という人には、
なかなか「そういう予定」はやってこない。
いつだって、「脱いだらスゴイ」という自信を持てるかどうか。
そんな自信がオーラになって、
まわりを動かすんですね。
さて、最近、勝負パンツ、はいてますか?
あ、もちろん。比喩的な意味ですよ(^^)
関連記事
-
-
無責任なコメントに心乱されない
まだ学生の頃だったか。 たまたま通りがかった野外ステージで、公開オーディションの …
-
-
「ありのまま」ということばを免罪符にしない。
作品でも、パフォーマンスでも、 作り込むより、パッションが大事とか、 ありのまま …
-
-
オーディションに失敗したくらいで、いちいち落ち込んでる暇なんかないのだ。
長年業界におりますが、 いわゆる「オーディション」を受けたのは2回だけ。 2度と …
-
-
「アイデンティティ」と向き合う 〜from USA①〜
週明けから10日ほどの予定でニューヨークに来ています。 ニューヨークは1992年 …
-
-
夢中になれる音楽は「一生の宝」
少し前のこと、バンド仲間で、キーボーディストの友人に、 「若い頃、影響を受けた音 …
-
-
『想い』が数字をつくるのだ。
「みなさんはどんな規模のビジネスを立ち上げたいんですか? ビジネスモデルをちゃん …
-
-
「腐ったリンゴ」を手に入れる/『腐ったリンゴ』
こんな人と付き合った方が得じゃないか? もっと、こんな音楽をやった方がいいんじゃ …
-
-
センサー、壊れちゃったんですね。
先ほど、今日発行するメルマガを書き終えました。 今日のメルマガは、 『自分のカラ …
-
-
撤退は失敗ではない!〜ポジティブに「リセットボタン」を押せ。〜
「継続か?撤退か?」 ビジネスで大切なのは「はじめる時期」よりも「 …
-
-
不満から目をそらさない。 絶対、そらさない。
大学を卒業して、今で言うフリーターをしながら、 音楽学校に通ったり、 ダンスレッ …

