バンド軟派、する?
「ねぇ、彼女ぉ〜、お茶しなぁ〜い??」
と、街中で女の子に声をかけることを
「ナンパする」といいますが、
(今も、言いますよね・・・?)
「ねぇ、彼女ぉ〜、一緒にバンドやんな〜い?」
と誘うことを、「バンド軟派する」と言っています。
「よくナンパされる」という子が、
やっぱり、目立つ子だったり、女の子らしかったり、
美人だったりするように、
「よくバンド軟派される」というプレイヤーには、
やっぱり、共通点があるようです。
今日は、ゆるゆる、あるあるネタとして、
バンド軟派されやすいタイプと、
そうでもないタイプについて、
思いつくまま、ランダムにお届けいたします。
まず、パートで言うと、
ギターリストは最も、バンド軟派の対象になりにくいもの。
なんと言っても、その人口の多さもありますが、
バンドのカラーを決めてしまうという存在感の大きさもあります。
ギターリストが、
誰かをバンド軟派するというのは、よく見かけますが、
よほどのテクニシャンで、
しかも、それほど個性の強くないタイプであるか、
誰かと運命的な出会いをするのかでもない限り、
なかなかその反対はないようです。
反対によくバンド軟派されているのはドラマー。
人口の少なさと、
そして、アイデンティティが前に出にくいパートだからでしょうか?
バンド軟派でモテる人は、まず基本、
○テクニックがある
○対応力がある
○性格がいい
の3つは確実に押さえています。
さらに、
○プレイに人を惹き付ける魅力がある
○グルーヴがいい
○ルックスがいい
などが加わると、だんだんとモテモテの域に入ります。
「プレイの魅力」と言えば、
音色、表現力、ダイナミックさ、パフォーマンスなどなど。
特に、ヴォーカリストはバンドの顔ですから、
単にいい声というのでなく、
声に魅力や説得力がある、
聞く人の気持ちを揺さぶるパフォーマンスができる、
・・・などの要素があるほど、
バンド軟派の対象になるようです。
さて。
バンド軟派されない人は、その理由もさまざまです。
バンド軟派されにくい理由は、
けしてネガティブなことばかりではありません。
○個性が強い
○目的意識がはっきりしている
○飛び抜けて目立つ
ヴォーカリストは例外ですが、基本的に、
人は、自分より目立つ人をバンドに誘いたくないものです。
自分をしっかり持っていて、
ぶつかるのが目に見えている人や、
バンドなんかに誘ったら、
一蹴されてしまいそうな空気感を出している人は、
やっぱり誘われません。
そんな人は、自分が「バンド軟派」して、
自分のプロジェクトを立ち上げるしかないですね。
もちろん、ネガティブな理由としては、
○単純にテクニックがない
○飛び抜けた魅力がない
○アクが強すぎる
○性格がイマイチ
○ルックスがイマイチ
・・・etc.などもありますが、
そういうことにフォーカスし過ぎて、
自信が持てず、一生バンドができないなんて、
もったいないことです。
バンドに誘われたいのに、
なんか、誘われないなぁと思ったら、
まず、自分からバンド軟派をする!
バンド軟派を繰り返し、
いっぱいバンドやライブを経験するうちに、
イマイチだった自分もどんどん磨かれてゆくものですよ。
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