プロの世界で活躍できる子たちの5つの違い
学年の終わりが見えてくるこの時期、
口には出さないけれど、みんな、心の中で
将来の不安や、
捨てられない夢や、
自分の才能や能力への疑問などなどと、
戦っています。
プロミュージシャンやアーティストを目指す若者があふれる中で、
実際に、レコード会社や事務所の契約にこぎ着ける子たち、
プロの世界で活躍できる子たちは、
では、一体何が違うのでしょう。
今日は『プロの世界で活躍できる子たちの5つの違い』
と題して、思いっきり独断と偏見でお届けします。
1.”執着”が全然違う。
まず、確実に言えるのは、これです。
みんな、びっくりするくらい不器用で、危なっかしい。
これがダメなら、あれをやろう、
というような、しなやかさは微塵もありません。
これがダメだったらどうしようなんて、
逃げ道は最初から用意しません。
そんなことができないくらい、
一つのことしか考えていないのです。
毎日、毎秒、
泣きたいくらいに音楽に捕らわれて、
自分自身に嫌気が差して、苦しくて・・・
そんな日々を過ごしています。
2.”行動”が違う。
どれだけ思いが強くても、
どれだけいい作品をつくっても、
どんなにいいプレイをしても、
家から一歩も出なければ、絶対に何も起こりません。
どんなに能力が高くても、
行動できない人は、
よほど、運がよくない限り、
次のステージには上れないのです。
3.”仲間”が違う。
おなじ社会に属する学生たちや、
アマチュアミュージシャンたちの中で、
居心地のいい場所を見つけて安心していたのでは、
成長できません。
その中でどれだけ自分がぬきんでていたとしても、
所詮、そこまでです。
一歩、前に出る。
頭一つ、上に昇る。
そんな気概がある子だけが、前進できるのです。
4.”強さ”が違う。
世間というのは”一般論”が好きなものです。
“一般的な○○”と大きく違わない自分に、安心するからです。
あいつは変なヤツだ。
あそこまでやるなんてオタクだ。
無理に決まってるのに、なにがんばっているんだ。
そもそも、あの年でなにやってるんだ。。。
世の中の人はそりゃまぁ、いろいろ言いたいものです。
そんなことばを「わかってねぇな」とニコニコ聞き流せる、
または、多少傷つきながらも、放っておける、
そんな”強さ”を持ち合わせた人だけが、
自分の信じることを続けられる。
その道を究められるのです。
ときに、「鈍感力」も大切な才能です。
5.”なんか”違う。
人と会話していても、
ふと夢の中に入っていってしまうような子がいました。
聞けば、頭の中で急に曲ができるんだといっていました。
コミュニケーションを取るのが苦手で、
ちゃんと人の目を見られないという子もいました。
テキトーな英語っぽい歌詞を自信満々で書いて、
「この英語大丈夫?」と聞くと、
「ことばは何だっていいんです」と笑ったヤツがいました。
男の子と女の子の境目を歩いていた子がいて、
会社が何もしてくれないからと、
SNSを駆使して、自分で自分を有名にしてしまった子もいました。
妙にこだわりが強い、やたらお洒落なヤツがいて、
自分は他の子たちとは全然違うんだと、
超然と振る舞っている子もいました。
なんか違う。
なんか気になる。
なんか面白い。
なんか変。
なんかすごい。
この”なんか”がやがて、武器となるものなのですね。
いかがでしょう?
このすべてが自分には当てはまらないからと言って、
落ち込むことはありません。
1つでも、2つでも当てはまれば、
あなたにはポテンシャルがあるということ。
いっちょがんばってみましょうか?
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