大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

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Never Too Late!今しかない!

   

大好きな英語表現に”Never too late”があります。

直訳すると「〜するのに遅すぎるということはない」。

「だから、やりたいと思ったら、やればいいじゃん。」
ということだと、勝手に拡大解釈しています。

「今さら、こんなことやって、ものになるのか?」
「この年になって、一体なにバカなことやろうとしてるんだろう。」

誰もが一度は悩んだことがあるでしょう。

 

実際、人生の折り返し地点を過ぎる頃になれば、
理性的に考えて、
「今からじゃ無理」と思えることは山のようにあります。

オリンピックで金メダルを取りたい。
バレリーナになりたい。
スーパーモデルになりたい。
オーディションを受けて、スターになりたい。。。

「今、そんなことを言い出したら、まわりに物笑いの種にされるよね・・・」

そう考えて、ひっそりと日々を過ごしている人、
いっぱいいるかもしれません。

しかしです。

世界最年長のオリンピック・メダリスト、オスカー・スバーンは64才で金メダル、72歳で銀メダルを取りました。

今年1月英国のロイヤルアカデミーオブダンスで世界最高齢のバレリーナとなったバーバラ・ピーターズは80才。
3年前から独学でバレエを再開したと言います。

世界最高齢のスーパーモデル、カルメン・デロリフィチェは85才です。

こうなると48才でオーディション番組からスターになったスーザン・ボイルなんか、単なる若輩者じゃありませんか。

人生100才時代を迎えました。

「この年じゃ無理」は、単なる逃げ口上にしかなりません。

他人のやることに「そんな年で、今さら?」とケチをつけるような、
暇を持て余している奴らに構っている暇はないんです。

 

始めなければ、一生夢は叶いません。

やってみなければ、できるかできないか、誰にもわかりません。

やりたいと思うのは、自分にその才能があるから。

できるかできないかの確率は、いつだって50%です。

 

諦めなきゃ、一生挫折も失敗もありません。
いや、失敗したって、挫折したって、
はじめないより100倍マシです。

 

今日がこれからの人生で一番若い日。

10年後、20年後の自分にとって、
今の自分は「若くてピッチピチ」です。
(いや、実際)

あの時、なんで始めなかったんだろうと、
どうして頑張らなかったんだろうと、
100才まで後悔し続ける人生はごめんです。

 

最後に、もう一つの、大好きな英語表現を。

“Now or never”!(今しかない!)

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