遠慮すんな!
自分の意見をハッキリ言うせいか、
疑問をすぐに口に出すせいか、
はたまた、やりたくないことはやらない性格のせいか、
若い頃から、いや、こどもの頃から、
自分勝手とか、協調性がないとか、
エラそうとか、変わってるとか、
まぁ、それはいろいろ言われてきました。
私本人が、その辺仕方ないと割り切っていれば、
なんの問題もないんでしょうが、
こう見えて以外と気にしいで、
人に合わせよう、目立たないようにしようと、
がんばったあげくに言われるので、
生きづらい時代が長かったように思います。
だから、起業準備をはじめた頃から、
読み始めたビジネス書や自己啓発書に、
「自分の正しいと思ったことを信じる」とか、
「ひらめきで行動する」、
「群れない」などということが、
繰り返し書かれているのを見つけては、
そっか、あたしは根っから、
一匹タヌキ
(顔があまりにもオオカミじゃないので、
自分ではいつもこうひとりごとを言う)
が性に合ってるんだわと、
妙に腑に落ちたものです。
確かに20代、
サポートで大箱ツアーを回っていた頃は、
どこにいても居場所が見つからず、
居心地が悪い思いをしていたものですが、
スタジオや作詞のお仕事が中心になってから、
意見やアイディアを求められることが圧倒的に多くなって、
一気に形勢逆転。
こんなに向いている仕事ってないわいと、
実に楽しく毎日を過ごせるようになりました。
やがて、人に教える立場になり、
ものを書くお仕事をするようになり、
ついでに言うと、いい感じのお年頃になり・・・
もうね。
どんどん、生きやすくなっていますの。
あたくし。
昨日、fbのお友だちが、
『批判的思考が低い日本の教師に、批判的思考を育む授業はできない』
というNews Weekの記事についてふれていました。
日本の教育の現場で教師が生徒に
「批判的思考を促す」確率はわずか24.4%。
なんと46カ国中46位で、
しかも45位のノルウェーでさえ65.6%。
ダントツワーストです。
とはいえ、私個人的には、
日本人の批判的思考力がそれほど劣っているとは考えていません。
みんな、自分の意見は持っている。
ただね、言わないのが正しいと思っている。
自分はがまんしているから、
口に出して言う人を、
変わってる、自分勝手だって
感じてしまうんでしょうね。
自分の意見を持つ、
それを口に出して言う、
自分が信じる行動をする、
ということは、
思いやりがない、協調性がないということと、
イコールではありません。
むしろ、
「誰もが違う意見を持っている」という前提に立つから、
相手の意見に耳を傾けられる。
落としどころを模索するための、
コミュニケーション力が研ぎ澄まされる。
最初から答えが決まっている会議なんて、
したって意味がないですよね?
人と違う意見を口に出すことを恐れない勇気。
自分の意見を言うのに遠慮はいらないんです。
なにより、大事なのは、言い方。
そして、否定的な意見に耳を貸す柔軟性。
落としどころを模索する忍耐力。
若者に本当に伝えていきたいのは、
そこかもしれません。

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