「学び」とは、夢を叶えるためにあるのだ。
「先生はさぁ、こどもの頃、何になりたかった?
パイロット〜?それとも、プロ野球選手〜?」
先日、通りがかったスポーツ施設の前で、
小学生のこどもが体育の先生とおぼしき人に、
熱く質問していました。
そういえば、小学校の卒業文集の『将来の夢』の欄には、
プロ野球選手、宇宙飛行士、電車の運転手、パイロットなどなど、
男の子たちが夢見る、さまざまな職業が書かれていたっけ。
小学生は、やがて中学生になり、高校生になり・・・
そんな夢は、いったい、いつの間に忘れ去られ、
あきらめられていくのか。
何を根拠に、「昔は○○になりたいと思っていたんですけど、
それは無理だってわかってるんで」などと、言い切るようになるのか。
「大学って、夢をあきらめるためにくるところなんだって、
先輩が言っていました。」
少し前、大学の学生が、こんなことを言っていました。
一所懸命勉強して、練習して、
世の中というものを学んで・・・
学びとは、夢を叶えるため、夢に少しでも近づくためにあるはずなのに、
自分と夢との間に境界線を描く、
気の遠くなるような距離感をカラダに刻みつける、
そして、夢に「無理」「不可能」とタグ付けをする・・・
そんな学びのために、人生の一番素敵な時間を費やすなんて、
なにか間違っていると思えてなりません。
「もっと現実的で安全な仕事につくべきだ」というけれど、
世の中がめくるめくように移り変わっている、こんな時代。
「現実的で安全な仕事」ということばの方が、
よほど、非現実的に聞こえるのは私だけでしょうか?
純粋であると言うことが、一番強力なパワーです。
知恵や知識は、もちろん大切な財産ですが、
心を惑わすだけの余計な情報なら、シャットダウンする勇気も必要です。
いくつになっても、夢に近づいていくための学習に、
時間を、エネルギーを、集中して使っていきたいものです。
【Day-to-day】
マジカルトレーニングラボ(株)のHP、とても素敵にリニューアルしていただきました!
可能性が思いきり広がる、ワクワクのHPです。
http://magicaltraininglab.com
関連記事
-
-
旅に出よう!
「外国語を知らない者は自分自身の言語について何も知らない。」 と言ったのは文豪ゲ …
-
-
きっと、低気圧のせい
昨日から今日の夕方にかけて、 とにもかくにも引き込まれるように眠くて、 仕事がは …
-
-
音楽を「職業」にしないという選択
若い頃から音楽を志して、寝る間も惜しんで練習や創作、 ライブ活動に打ち込んで来た …
-
-
「選択」が、人をつくる。人生を、決める。
「選択」が、人をつくる。 人生を、決める。 持って生まれた「器」は、もちろんある …
-
-
『想い』が数字をつくるのだ。
「みなさんはどんな規模のビジネスを立ち上げたいんですか? ビジネスモデルをちゃん …
-
-
「腐ったリンゴ」を手に入れる/『腐ったリンゴ』
こんな人と付き合った方が得じゃないか? もっと、こんな音楽をやった方がいいんじゃ …
-
-
小さな選択の連続がやがて大きく流れを変える。
人生にはいわゆるターニングポイントというのがあります。 それがいつ訪れるのかはわ …
-
-
「あきらめていた夢」を、もう一度追いかけるということ
「音楽は、何才で始めなくちゃいけない」、なんていう制限はありません。 「好き!」 …
-
-
つながらない!
振り返れば、一昔前まで、 人と「つながる」にはそれなりの努力がいりました。 親子 …
-
-
ワードを変えれば、自分が変わる
有名な心理学の実験で、 「スタンフォード監獄実験」というのがあります。 ごく普通 …

